最終更新日時:2024-12-25 (水) 11:58:36
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あ行 Edit Edit

青輝石(あおきせき) Edit Edit

本作におけるいわゆる「ジュエル」や「石」に該当するアイテムで、ガチャやスタミナ回復に使われる。多くのソシャゲがそうであるように、重要な課金要素のひとつ。
漢字の読みについては、生放送などにおける運営スタッフの発言から「あおきせき」と読む。
ミッションや任務、イベントのクリア報酬など多くの入手機会が用意されているものの、ゲーム攻略の範囲内では無制限に繰り返し入手できる手段はほぼなく、あってもデイリーやウィークリーなど時間辺りの入手量に制限がある。
大量入手のチャンスはメンテナンス時の補償配布や総力戦においてランキング上位に入賞することなど限定的。
ゲーム内で配布されたものは無償石、課金で購入したものは有償石と区別され、有償のほうから消費されていく。
会計上、後者は運営がユーザーからお金を預かっていると言う形になっており、サービス終了時に余っている場合は現金に戻して返却する義務がある。
消費数30個からAP回復、120個でガチャ1回、1200個でガチャを10回行える。ちなみにガチャの天井1回分に必要な石は24000個

アトラ・ハシースの箱舟 Edit Edit

Final. あまねく奇跡の始発点編のネタバレ含む

アトラ・ハシースはアッカドの文学作品、アトラ・ハシース叙事詩の登場人物。
大洪水から生き延びた者とされ、ギルガメシュ叙事詩のウトナピシュティム、旧約聖書のノアに当たる。
名前はアッカド語で「賢い者」の意味。

アバンギャルド君 Edit Edit

ミレニアム生徒会長・リオ特製の戦闘ロボット。
カタピラ状の下半身と、人型だが平面上で安っぽい顔と4本腕の上半身が特徴。
腕にはそれぞれ異なる武装を装備しており、右腕には巨大な盾と巨大ロケットランチャー、左腕には巨大アサルトライフルとガトリングを装備している。
戦闘時にはそれらの武装をすさまじい勢いで乱射するという必殺技を持ち、若干アレな感じの外見に反して恐るべき戦闘力を持つ。
ちなみに盾は黄金長方形の螺旋をモチーフとしたデザインになっている。
飛行機能はさすがに無いが、ドローン4体がかりでロープで吊り下げることで空輸も可能。

見た目に関してモモイからは「ダサ……」ミドリからは「あんまり可愛いデザインじゃない」とさんざんな評価を受けているが、リオ自身はデザインも気に入っているらしく、エリドゥの管制室にはアバンギャルド君のミニチュア像が飾られていた。

要塞都市エリドゥでの一件後はエンジニア部に接収・Mk.2として改造され、右腕の装備がレールガンとドリル、左腕の装備がガトリングとドリルに変更されている。
また、マキ監修のもとヴェリタスのシンボルマークが塗装された。

更に改修を重ねられたアバンギャルド君Mk.3はユズ専用機体に改造されており、フレーム単位で入力できるユズの動体視力に合わせて特注されたコントローラーで操作ができる。格闘ゲームのような操作感らしい。
Mk.3は3Dモデルの都合か武装がMk.1のものに戻っている。

合同火力演習の護衛演習では彼を護衛することとなる。

デザインはkokosando氏が担当*1
名前と外見の元ネタは中国の人型ロボット「先行者」だと思われる。(アバンギャルド(Avant-garde)=前衛的)

アビ・エシュフ Edit Edit

トキ専用のパワードスーツシステム。
名称の元ネタは恐らく古代メソポタミア文明におけるバビロニア王朝を統べた王の一人。
よく見間違えられやすいが、表記はアピ(pi)でもエシェ(e)フでもないので注意。

Vol.2 時計じかけの花のパヴァーヌ編 2章のネタバレ含む

Flnal. あまねく奇跡の始発点編 2章のネタバレ含む

特殊作戦 デカグラマトン編 15話のネタバレ含む

アビス Edit Edit

ゲヘナのヒノム火山にある未開の地。
詳細は不明だが、ミレニアムの「廃墟」やトリニティの「カタコンベ」と同質のものとヒマリは推察している。

アビドス高等学校 Edit Edit

砂漠地帯に位置する高等学校。由来はオシリス神復活の地「アビュドス」から。
モチーフはエジプトだが、ビル群や日本風の住宅街が砂漠に点在しているという不思議な光景が広がっている。

かつては最大最強の学園と言われるマンモス校だったが、砂害の影響と復興のために多額の借金を背負ったため、生徒数は激減。
現在は完済まで309年かかる借金返済(対策委員会編第一章時点で9億6235万円)に勤しむ、『対策委員会』の学生5名が存在するのみである。
その廃れぶりは砂に沈んだままの郊外、無人の住宅街、獣人やオートマタばかりの街中、利用者のいない朽ち果てた最寄り駅から読み取れる。
衰退は急速だったようで、砂害で沈んだ地域も町並みが朽ちることなく原形そのまま残っている。
そのため太陽光発電機など生き残ってるインフラもあり、シロコ*テラーは空き家とこれを利用して住居を構えている。

本来のアビドス高校本館もすでに砂漠に飲まれており、今の校舎は砂害を免れたひとつらしい。
砂害が起きる数十年前は船を浮かべられるほどの大きなオアシスがあり、そこではアビドス砂祭りなどのイベントも催されていたとのこと。
ホシノの部屋に張られていたポスターには「第177回アビドス砂祭り」「25学園参加予定」と学校の歴史の長さと当時の盛況ぶりがうがかえる。

スケジュールでアビドス高校の設備の説明やアニメ版のOPを見る限り、対策委員会が日々飛んでくる砂を取り除いて校舎の維持をしているが、校庭やプールなど広い範囲までは手が回らないようだ。
ライフラインの断線も度々起きており、業者に修理を依頼する資金もないためアヤネが独力で修理をしている模様。
ホシノ一人だった頃は最低限の砂しか除去されておらず、維持にはマンパワーが必要だったことが分る。

アビドス公立第一中学 Edit Edit

アヤネセリカの出身中学校。

アビドス生徒会 Edit Edit

アビドス高校の生徒会。
物語開始の2年前には既に活動を停止しており、副会長であるホシノが最後のメンバーとなっている。

Vol.1 対策委員会編のネタバレ含む

アラバ海岸 Edit Edit

ゲヘナにあるリゾート地。
ゲヘナの中でもかなり閑静な場所として知られている。
ただし、あくまで『ゲヘナ基準でいえば閑静』という意味であり、騒乱事件は散発的に起きている。

ちなみにアラバはイスラエルとヨルダンの国境付近に広がる地域で、「乾燥した地域」という意味。
旧約聖書にもたびたび登場する地名。

アリウススクワッド Edit Edit

アリウスの生徒会長ベアトリーチェが組織した特殊部隊。
リーダーはサオリ
エデン条約編にて一連の事件を引き起こし、その後は逃亡生活を強いられている模様で、廃墟を転々とし食料は食あたり覚悟の残飯漁り、通信は無料Wi-Fiを利用したりと厳しい生活を送っている。
ただし、アツコはサオリが優先的に物資を回してる関係上、他の三人より生活水準はマシ。

エデン条約編ネタバレ注意

アリウス分校 Edit Edit

第一回公会議前に数多く存在した分派の一つ。
分派が連合を組むことに猛烈に反対し、その結果、連合化したトリニティに徹底的な糾弾を受けた。
現在はトリニティのカタコンベに通じる迷宮じみた地下通路を経た先にある自治区に隠れ潜んでいる。
自治区内には、聖徒会の手引きで建設された分校とバシリカ、その2つを繋ぐ地下回廊が存在している。
弾圧や排斥を受けたのは随分と昔で、当事者のトリニティですら一部の生徒がかつて存在していたことを知っているというだけの、知識上の存在になっている。
本編開始の10年ほど前まで凄惨な内戦が起きており、そこにベアトリーチェが介入し、自治区を支配下においた。
学校とは名ばかりで、世代を越えて敵への怒り、世界への憎悪を植え付け、一般的な教育をおざなりにして戦闘技術やヘイローの破壊方法などの殺人術を教え込み、その教育と環境が当たり前のものと認識させる洗脳教育を行っていた。
上記の教育はベアトリーチェが支配してからのもので、それ以前がどうだったかは不明。
生徒のヘイローは十字架を模したデザインが主。他校では実銃に女子高生らしい装飾を施した銃火器を持つ生徒が多い中、彼女らの火器はほぼ実銃そのまま。
戦闘力は高いものの、隠れ潜む勢力故か寡兵かつ兵站は弱く、外部からの支援がないと満足に作戦行動を起こせない模様。

元ネタのアリウス派はキリスト教の主流思想である三位一体(トリニティ)を否定し、異端として排斥された学派。

アンティーク・セラフィム Edit Edit

マリーサクラコミネからなるアイドルユニット。リーダーはマリー。
トリニティ謝肉祭のアイドルイベントにおいて、シスターフッドと救護騎士団のマイナスイメージを払拭するためにサクラコとミネが結成し、後にマリーも参加した。
名前の由来は不明だが、意訳すると「古き熾天使」となる*2

アンティキティラ装置 Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタは地中海のアンティキティラ島近海で発見された古代ギリシャ製の機械装置。
天体の動きを計算するためのものと考えられている。
紀元前に作られたとは思えないほど精巧で複雑な装置であり、本当の意味でのオーパーツ。

怒りを歌え、神性よ Edit Edit

ハナコ曰く、古い叙事詩の冒頭部分。*3
トリニティの試験でのテスト範囲であり、日本語訳を言われればアズサも即座に気付いたことから、キヴォトスではよく知られている古典のようだ。
日本の高校生の感覚で言えば、「祇園精舎の鐘の声…」と言われれば『平家物語』の冒頭部だとわかるようなものだろうか。

元ネタは、古代ギリシアの詩人ホメーロスによる叙事詩『イーリアス』の冒頭部「怒りを歌え、ムーサよ」と思われる。
ムーサとは古代ギリシア神話の詩の女神たちのことで、英語読みではミューズ。

息継ぎNG・円周率暗唱部 Edit Edit

ミレニアムの部活動の一つ……ではなく、ヒマリが隠れ家として勝手に使用している教室のドアプレートに書かれている架空の部活名。*4

イタズラ☆ストレート Edit Edit

アリスアルヒフミユウカからなる4人組アイドルユニット。リーダーはアル。
2022年のエイプリルフール企画にて結成され、デビュー曲の「キラメクMiLieへ」をYouTube上で披露するも、結成から僅か1日足らずで解散してしまった。
1日だけの企画でありながら全員分の3Dモデルが用意されており、数日間限定でYostarの公式通販では関連グッズが販売された。

後にアロナによる「キラメクMiLieへ」の踊ってみた動画が投稿されたり、「先生、ちょっとお時間いただけますか?」の#4ではユウカが「キラメクMiLieへ」を口ずさんでいたり、ブルーアーカイブ公式YouTubeチャンネルにて投稿された晄輪大祭「障害物競走」ではアリスが「仮装競走」でイタズラ☆ストレートの衣装を着ていた。
3周年ブルアカフェスで唐突に新曲「全力絶対Come☆True」を発表。新メンバーノノミが加わった。

イワン・クパーラ Edit Edit

レッドウィンター連邦学園で毎年開かれる夏至祭。
雪が解け、新緑が生い茂るめでたい時期の記念として開催されている。
元ネタは東スラヴ語圏で開催される祭。言語によって呼び方は変わるが、ここではロシア語風の読みが採用されている。

ヴァルキューレ警察学校 Edit Edit

キヴォトスの様々な問題対処に携わっている学校。各学園の自治区外(例:D.U.)などで起きた犯罪は基本的にヴァルキューレの管轄となる。
しかし、生徒の練度やセキュリティには甚だ問題があり、イベント『シャーレのハッピー♡バレンタインパトロール』では、ワカモが相当な実力者であることを差し引いても何度も脱獄される失態を犯している。
また、キヴォトスの各学園は概ね独自の治安組織を持っているため、自治権の関係から、他校へ直接介入して問題解決に及ぶようなことはほぼないとのこと。
アメリカンポリスをモデルにしているらしく、嗜好品としてコーヒーとドーナツは欠かせない。
PVによると、校章の「K.S.P.D」は「Kivotos Student Police Department」の略。
基本的には直属の上司にあたる連邦生徒会・防衛室からの指示で動いている。世界観紹介 (Twitter)
シャーレと同じくD.U.に本拠地があることから、先生にとってはSRTと並んで最も身近な場所にいる生徒たちである。

なおキヴォトスにはヴァルキューレや学園の自治組織ではない「警察」も存在しているようだ。*5

ヴァルキューレ(独:Walküre)は北欧神話に登場する神の使いを担う乙女達のこと。
ワルキューレ(音写揺れ)、ヴァルキリー(英:Valkyrie)とも。

  • 戦場で戦死する人間を定める死神
  • 勇敢な戦士の魂を神々の宮殿ヴァルハラに導く導き手
  • 人間の戦士と恋に落ち、その一族を守護する乙女

など時代や地域によって受け取り方が大きく異なるイメージがもたれている存在。

ウェストミンスターの鐘 Edit Edit

学校のチャイムで流れる「キーンコーンカーンコーン」の正式曲名。
元はビッグ・ベンの鐘が定刻で奏でるチャイムなのだが、日本では学校や企業のチャイムのメロディとしての採用率が高い。
作中でもアビドス高等学校とトリニティ総合学園でチャイムとして採用されているのが確認出来る。
トリニティの方は元ネタ同様、本物の鐘を使ったチャイムらしく、重厚感のある音色となっている。
一部トリニティがらみのスチル背景で確認出来るビッグ・ベンに似た時計塔でチャイムを奏でているのかもしれない。
また、学園交流会のステージ選択画面で流れるBGM「ARES」にも「ウェストミンスターの鐘」のメロディが使われている。

ヴェリタス Edit Edit

ミレニアムサイエンススクールの部活動の一つ。
元々はセミナーに情報を独占させないために発足した。そのためセミナーとは犬猿の仲であり、部活としても非認可。
部長はミレニアム史上三人しかいない「全知」の一人明星ヒマリだが、現在ヒマリは特異現象捜査部の活動に注力しているため、実質的なまとめ役は副部長の各務チヒロが務めている。
天才的なハッカー集団であり、自称正義のためのハッキングを行使しているが、部員のハレは映画の内容が気に入らないという理由で制作会社のサイトを乗っ取ったりもしている。

部名は俗ラテン語で「真理」を意味する。
学問とは真理の追求であることから、ハーバード大学を始めとする世界中の教育機関・研究機関でモットーとして使われている。

ヴォイニッチ手稿 Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタは1912年にイタリアで発見された写本で、発見者ヴォイニッチの名を取ってヴォイニッチ手稿と呼ばれる。
未知の文字と摩訶不思議な多数のイラストが描かれており、現代に至るまで幾たびも解読が試みられているが、未だに成功者はいない。
言語学の統計的手法で解析した結果、出鱈目な文章、暗号などではなく何かしらの意味がある文章であることは確かで、人工言語、もしくは死語と化した言語であると推測されている。
ブルアカでは現物ではなくコピーなのは内容がオーパーツという扱いだからと思われ、上位素材だと「編集済み」「完全な」とランクが上がっている。
現実ではインターネット上で原著をPDF化したものが正規にアップロードされており、料金も不要なためオーパーツの中では閲覧の障壁は非常に低い。

ヴォルフスエック鋼鉄 Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタは1885年にオーストリアの数千万年ほど前に形成された褐炭層から発掘された鉄の加工品。
現物の所在地が不明確なため様々な憶測や偽物が生まれ、このことからオーパーツ扱いされている。

ウトナピシュティムの本船(もとぶね) Edit Edit

Final. あまねく奇跡の始発点編のネタバレ含む

ウトナピシュティムについてはD.U.の項を参照。

うんめえ棒 Edit Edit

キヴォトスで売られる棒状の駄菓子。
これぞ駄菓子の元祖であり王様、駄菓子キングダム。駄菓子の頂点であり原点。…とのこと。
確認できる種類は「コーンポタージュ味」、「コンポタミックスフルーツメガマックス味」「カボチャ味」、「カレー味」、「レモン味」、「デラックスチョコレートパフェ味」。
元ネタは日本の企業・やおきんの発売している駄菓子「うまい棒」。2周年時のブルアカふぇす!ではモモイとミドリがプリントされたオリジナルラベルのうまい棒が景品のクレーンゲームがプレイできた。

エーギル Edit Edit

イベント「Say-Bing!」に登場したD.U.最大規模のウォーターパーク。
ウォータースライダー「アクアボブスレー」、波のプール、流れるプール、子供用プール、ヒーリングスパなどの設備が確認出来る。

ちなみに「エーギル」とは北欧神話に登場する外洋の神の名前。古ノルド語(Ægir)で海を意味する。

エデン Edit Edit

キヴォトス太古の経典に出てくる楽園の名前。
元ネタは旧約聖書に登場する楽園で、人類の祖、アダムとイブがかつて生まれ、生活していた土地。

エデン条約 Edit Edit

トリニティとゲヘナの間で結ばれる予定の不可侵条約。
ゲヘナとトリニティの中心メンバーが全員参加する中立機構「エデン条約機構(Eden Treaty Organization:ETO)」を設立し、
ゲヘナとトリニティの間で紛争が起きた場合はETOが紛争解決を行うことで、両者間の全面戦争を防ぐという構想。
発案者である連邦生徒会長が行方不明となったため一度は空中分解しかけたが、ナギサの主導で締結直前というところまで持ち直した。
単なる平和条約ではなく、ある人物を抑えるためだったという話もあるが……?

Vol.3 エデン条約編 3章のネタバレ含む

エリドゥ Edit Edit

ミレニアムの生徒会長リオがセミナーの資金を横領して建造した超ハイテク要塞都市。
本人の弁によるとキヴォトスの危機、無名の司祭達に備えるために作り上げたという。実際、様々な防衛機構を備えている。
AMASという戦闘ドローンによって防衛されており、中央には巨大なタワーがそびえている。

エリドゥ(Eridu)は古代メソポタミアの都市のひとつで、シュメール神話においては「大洪水」以前に建設されたとされる。
イラクのテル・アブ・シャハライン遺跡がエリドゥの位置であると考えられており、紀元前5000年ごろから紀元前2000年ごろに存在した。
また、一部の学者は旧約聖書におけるバビロン、あるいはバベルのオリジナルではないかと推測している。

Vol.2 時計仕掛けの花のパヴァーヌ編 2章のネタバレ含む

エンジニア部 Edit Edit

ミレニアムサイエンススクールの部活の一つ。部長はウタハ
ミレニアムでは機械の製作・修理をする専門家を「マイスター」と呼び、部員(マイスター)は武器などの開発や、生徒たちの武器の修理・改造を請け負っている。
キヴォトス随一の最先端テクノロジーが集っている、と言ってよいほどに高い技術力を有し、数多くの発明品でミレニアムプライスを受賞していることから、ミレニアム内部での評価は非常に高い。
その反面、ゲーム開発部やヴェリタスにも劣らぬほど変わり者が多く、知的好奇心に任せた見境のない改造や予算の浪費でセミナーを悩ませ、モモイからは「頭良いのにバカの集団」と言われた。
部室の片隅にはこれまでに作られてきた発明品が山のように置かれており、その中からアリスがレールガン(宇宙戦艦に取り付ける予定だった、下半期の予算約70%を注いだ野心作)を発見した。

エンジェル24 Edit Edit

シャーレの1階にある24時間営業のコンビニ。
ちょっとした食べ物や飲み物、そして弾薬などが売っている。
他の売店や自販機でもカジュアルに弾薬や手榴弾が売られているので、キヴォトスでは一般的な品揃えなのだろう。
過去に襲撃されたり、戦車に突っ込まれたこともあるらしい。

客が先生とシャーレに出入りする生徒しかいないためか、店員のソラは凄く暇らしく、来店すると二つ折りガラケーを弄っている姿が見られる。
そのため日常的に大量の廃棄弁当を出しており、貧乏所帯のRABBIT小隊や便利屋68のカロリー源として重宝されている。
ソラは廃棄弁当が出ていることをあまり気にしてない辺り、フランチャイズ店ではなく直営店と思われる。
客の入りが悪いのは立地が悪いと言う訳ではなく、単純にシャーレの外から入店できない構造だからと思われる。
ソラが大量に誤発注したチョコを外に出て販売した際は短時間で売りさばくことができているので、シャーレの外の人通りが悪くはないことが窺える。

ちなみにガラケーを使っている描写があるのは現状ソラのみ。
設定資料によるとどうやらソラには貧乏設定があるらしく、そのため中学生でありながらコンビニバイトをしたり、使用料金の安いガラケーを使っているようだ。

円盤型ペンダント Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタはペルーで発見された螺旋模様が刻まれた金属円盤。
用途は不明で、銀河の渦をかたどったオーパーツであるという主張もある。
現在は「Disco Colgante(円盤ペンダント)」という展示名でペルーの博物館に収蔵されている。

おいしいマシンガンあります Edit Edit

Questステージの市街地ステージの背景に並ぶショーウィンドウの一つに書かれている文字。
「おいしい」とのことだが、今のところゲーム内では銃器を食べる描写はなく詳細は不明。
アニメ第5話では送金先の一つとして「おいしいマシンガン」が登場しており、その際の名目は「商品」であった。

黄金シャトル Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタはコロンビア、シヌー地方のインカ文明以前の古代遺跡で発見された装飾品。黄金ジェットと呼ばれることも。
飛行機に酷似した形状をしており航空力学の理にかなっていることから「飛行技術を有する古代文明があった」というオーパーツの一つとされている。
実際は鳥か魚をモデルにした装飾品で、その手の生物が流体力学に適った形状をしていることは妥当である。
この形状を再現したラジコンで飛行させた例はあるが、あくまでラジコンサイズであって有人飛行機のサイズまで拡大して飛べるかは実証されていない。

黄金の糸 Edit Edit

オーパーツの一つ。
黄金色に輝く珍しい羊の毛から得られた糸。ランクが上がると巻糸→布とより製品化されていく。
元ネタはギリシャ神話の牡羊座にまつわる物語に登場する金羊毛と思われる。
王位を手にするためにイアソンがメディアを誑かしてコルキスという都市からパクった宝物、と言えば理解が早いと思われる。
オーパーツと言うより神話の宝物だが、キヴォトスでは羊印の高級なブランド製品のようだ。

オクトパスバンク Edit Edit

「カイザーローン」のダミー会社の一つ。
対策委員会編の後にはカイザーPMCの元理事が営業職員として勤務している。

オートマタ Edit Edit

現実世界ではカラクリや動力で稼動する機械人形のことを指すが、キヴォトスにおいては種族の一つと思われる。
ドローンと異なり、人格や意思を持つれっきとしたキヴォトスの住人。
サブキャラではカイザーPMC元理事デカルトジェネラルなどが該当し、モブキャラが傭兵やデカグラマトンの戦力として登場することもある。

オデュッセイア海洋高等学校 Edit Edit

複数の船で構成された学校。ミレニアムとはそれなりに交流がある。
そのうちの1隻である「ゴールデンフリース号」にミレニアムの黒崎コユキが逃げ込み、騒動の発端となる。
元ネタのオデュッセイアは英雄オデュッセウスの冒険航海を描いた古代ギリシャの叙事詩。

大人のカード Edit Edit

まともな銃器等を持ち歩かない先生の唯一にして最大の武器。ゲマトリアの黒服でさえ怯む切り札。同じくゲマトリアの地下生活者はチート呼ばわりしている。
支払いに使おうとしたり、生徒が羨むことから一般認識上は通常のクレジットカードとほぼ同じものだと思われる。
利用実績が溜まると最高級ディナーの招待券が送られてくるなど、特典サービスも存在する。
先生の支払い能力は一般的な大人と同程度で、出費がかさむとユウカから小言が飛んでくる。
ただし、黒服いわく「使えば生と時間を削るもの」「生活の諸々をきちんと解決するもの」「大事なことのために使うべきもの」であり、先生が意志をもって使うことで超常の力を発揮する。
グローバル版での訳は"your credit card"でメタ的にプレイヤーの財布であることを隠そうともしていない。

Vol.3 エデン条約編のネタバレ含む

Final. あまねく奇跡の始発点編のネタバレ含む

お祭り運営委員会 Edit Edit

百鬼夜行連合学院の委員会の一つ。部長はシズコ
お祭り運営のプロフェッショナルとして、様々な商店街からプロデュースの依頼が届いており、委員会の活動は地域の振興にも一役買っている。
百鬼夜行の自治区内は勿論、他校の自治区にも出張してお祭りを運営・開催している。
お祭り1回あたりの予算には莫大な額が投じられるため、常に資金難に喘いでいる。
シズコが部室を兼ねた百夜堂を営んでいる背景には、お祭り運営委員会の活動資金を稼ぐ目的も含まれている。

温泉開発部 Edit Edit

ゲヘナの部活動の一つ。部長はカスミ
温泉を掘り当てられる可能性があるのなら、そこが高速道路のど真ん中であろうと開発を強行する。*6
重機を使った大きな事故を頻繁に起こすので、ゲヘナの中でもかなり悪名高い部活(チナツ談)。*7
また他校の自治区内で無断で温泉開発を強行するなど、学園間での争いに繋がりかねない行為もみられる。

陰陽部 Edit Edit

百鬼夜行連合学院の部活動の一つ。
百鬼夜行において実質的な生徒会の役割を担っており、部長の天地ニヤが百鬼夜行の代表のような立場にある。
観光PR活動も積極的に行っており、一部の生徒の間でカルト的な人気を誇る。

か行 Edit Edit

カーマスートラ Edit Edit

ハナコが持っている本。
古代インドの性愛に関する実在の書物で、その内容から俗に「世界三大典」などとも呼ばれる代物。
ヒンドゥーの人生には大きな三つの目的(トリヴァルガ)が存在し、その三つとはアルタ(実利)、カーマ(性愛)、ダルマ(法)であると説かれていた。
その内の一つであるカーマについて詳細に語ったのがカーマシャートラ(性愛書)であり、「カーマスートラ」はその中で最も重要とされる経典の一つである。
内容は第一部の一般的な愛についてから始まるが、第二部では急に変態性癖や性技について語り出し、性行為の体位やテクニック、人妻の口説き方から倒錯的なプレイまで、性に関する多岐に渡る内容が7部30章以上にも及んで詳細に記されている。
度々海外でエロジョークのネタとして取り上げられたりもするが、内容自体は割とちゃんとした(?)恋愛・性生活のハウツー本のようなものであるため、たまに言われる「エロ本」という例えは若干正しくない(ポルノ的な意味合いではなく実践面に比重が置かれているため)。
また、その文章自体の文学的価値の高さに加えて当時のインド社会の風俗について知る上でも非常に貴重な資料でもあるのだとか。

カイザーコーポレーション Edit Edit

キヴォトスにおいて様々な事業を展開する一大財閥。
民間軍事会社(PMC)であるカイザーPMC、金融業のカイザーローン、建設関連と思われるカイザーコンストラクション、街の看板に名前が書かれているカイザーインダストリーなど、系列会社は多岐にわたる。
会社のマークがタコであるのも、傘下となった企業が多いという理由から。しかし、そのやり口は悪徳企業そのもので黒い噂も多い。
アビドスにある何かを狙っているらしいが…。
世界観紹介 (Twitter)

怪書 Edit Edit

花鳥風月部のメンバーが持っている本。
怪談や付喪神を呼び出したり、特定の人物の過去を周囲の人間に晒け出すなどの能力を持っている他、怪書を持っている人物は普通の銃での攻撃がすり抜けるようになり、百花繚乱の委員長の証「百蓮」での攻撃以外のダメージを無効化する。
シュロの持っている怪書は「稲生物怪録(いのうもののけろく)」という名称。
稲生物怪録の元ネタは、江戸時代中期に実在した稲生武太夫と言う武士が、子供の頃に体験した妖怪にまつわる怪異をまとめた同名の物語。「いのうぶっかいろく」と読むことも。
作中に登場した、魔王(妖怪の頭領)の座を巡って賭け事を行っていた、山本五郎左衛門と神野悪五郎という大物妖怪が、様々な創作物の元ネタとして利用されている。

海鮮混ぜソースの缶詰/海鮮ビビンバソースの缶詰 Edit Edit

RABBIT小隊のグループストーリーに登場した缶詰。
シナリオ内では「海鮮混ぜソースの缶詰」だが、スキップ時に見られるあらすじでは「海鮮ビビンバソースの缶詰」とも書かれている(EP01-02のみ)。
イラストに書かれていたパッケージの英語表記は「SEAFOOD MIXED FLAVOR」。

RABBIT小隊が悪徳PMCを襲撃した際に手に入れた戦闘食糧のひとつ。
戦闘食糧を食べるのが趣味のサキですら「味がヤバい」と言う程不味い模様。

元ネタは韓国軍でかつて実際に採用されていた缶詰「해물비빔소스」。徴兵制のある韓国では成人男性の多くがその不味さを体験したことがあるようである。
このような代物がなぜ納入されていたのか誰しもが訝しんでいたが、業者に不正があったようで発覚後は消滅。今では入手困難だと言う。

RABBIT小隊グループストーリーのネタバレ含む

カゼヤマ Edit Edit

キヴォトスのミリタリー専門ブランド。Tier5装備がカゼヤマ製。
ティザーPV冒頭やミユのメモリアルロビーに出てくる弾薬箱にも名前を確認できる。
企業ロゴはカゼヤマのワッペンを参照。
名前の元ネタは弾薬の生産をしている韓国の防衛企業の一つ「豊山(プンサン)」。カゼヤマを漢字で書くと風山(プンサン)と同じ読みになる。

カタカタヘルメット団 Edit Edit

キヴォトスでは代表的なヘルメット団シロコ曰く「三流のチンピラ」。
アビドス高等学校をカイザーコーポレーションの指示で襲撃していた。
アニメ版ではヘルメットのバイザーやゴーグルを割られただけで恥ずかしがって撤退と言う描写でその弱さが表現されていた。
イベント「新春狂想曲 第68番」では買い物をするモブの一人として登場。

花鳥風月部 Edit Edit

百鬼夜行に伝わる都市伝説的な部活動の一つで、本当にあるのかどうかも分からなかった謎の部活。
部長はコクリコ*9
百鬼夜行が連合となる前から存在していたようであり、独自の「風流」を求めて「百物語(かいだん)」を作り出そうと悪行を繰り返す。

勘解由小路家 Edit Edit

ユカリの実家。百鬼夜行内でも由緒正しい家系とされている。
お手伝いがユカリの世話をしているなど、それなりに裕福であるような描写がある。
百鬼夜行燈籠祭においては、勘解由小路家の者が巫女として舞を披露するのが伝統である。

鐘崎港 Edit Edit

D.U.シラトリ区にある港湾。コンテナ船と荷物の積み下ろしを行うガントリークレーン、コンテナヤードがありD.U.における物流の拠点であることが窺える。

カフェ・ミルフィーユ Edit Edit

スイーツメニューの充実したカフェ。
放課後スイーツ部がよく利用していることから、所在地はトリニティの可能性が高い。

かまぼこ突風伝 Edit Edit

ミチルが部員たちに布教した忍者漫画。
渦巻映画村のトリックハウスは、この漫画に出てくる忍者屋敷をモデルにしたものとのこと。
曰く「著作権的にヤバイ程度にそっくり」。
元ネタは世界的知名度を誇る忍者アニメ、「NARUTO -ナルト- 疾風伝」。(原作漫画の方には「疾風伝」は付かない)

髪伸び人形 Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタは自然に髪が伸びると言われている実在の日本人形、「お菊人形」。
オーパーツというよりは呪物に分類されるもの。
ちなみに髪が伸びる原因は、植え付けられている髪が経年劣化により緩んでズレてきたからという説が有力だと考えられている。

カルバノグの兎 Edit Edit

メインストーリーVol.4のサブタイトル。
元ネタはアーサー王伝説のパロディ映画「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」に登場する殺人ウサギ。
聖書やギルガメシュ叙事詩等と並んで引用ネタとして使用されているが、あくまで元ネタはコント映画である。
外見は普通の小さなウサギだが、凄まじい凶暴さで次々と騎士たちを殺害していく。最後は「聖なる手榴弾」によって倒された。
余談だが、「ボーパルバニー」などこれを元にした危険なウサギモンスターが様々なゲームに採用されている。

カンポット Edit Edit

果実をシロップで煮込んだ、主にスラブ圏で飲まれているノンアルコールの甘い飲料水。
香味を追加するためにスパイスを加える場合もある。
東欧の共産圏では配給品として供給されていた。レッドウィンターでも配給によって支給されている。
シグレの製造したものは口の中でジャリジャリするほど砂糖が入っている。
シグレは「少し発酵してるかも」と付け加えているが、上記の材料を使って発酵させるのは刑務所の囚人が密造酒を作る手法そのものである。

キヴォトス Edit Edit

本作の舞台。名前の由来は現代ギリシア語κιβωτός(キヴォトス)と思われ、キリスト教的な文脈では「(ノアの)方舟」「(モーゼの)聖櫃」を意味する(余談だが、古代ギリシア語では「キーボートス」と発音する)。
数千もの学園が集合した学園都市(中学校と高等学校は確認されているが、大学があるかは不明)。シュンが梅花園で育てていることから、幼少の子供もいるようだ。
住民の特徴として、女学生の頭部の上には天使の光輪のようなもの『ヘイロー』が浮いている他、犬型や猫型の獣人、ロボットが生活している。
なお、人間の「男性」や「学生ではない大人の女性」は(今のところ)はっきりと確認されていない。*10
1年生だった頃のホシノ、幼少期のアリウス生、入学前のミヤコノノミなどは描写されているが、卒業していった先輩については『先代の~』としか書かれておらず、学生ではなくなった状態で登場することはない。
また、生徒たちは皆銃火器で武装しており、街中で銃撃戦が行われる事は日常茶飯事。しかしキヴォトスの住民はただ撃たれただけですぐ死亡するような事はなく、普通の人間よりも頑丈な模様。さらに、日常的に戦闘が発生する事もあってかコンビニに銃弾などが売られている描写もあり、キヴォトスにおいて銃火器は衣食住と同じくらい重要なものだとか*11
生徒たちが親や家族について話す描写もほとんどなく、各所に遺跡や文明崩壊後の都市のような区画が意味ありげに点在する等、未だ全容は謎に包まれている。
先生やゲマトリアの面々はキヴォトスの「外」からやってきたとされており、キヴォトスとは法則や常識が隔絶した別の世界が存在することは確かなようだ。
そのためか、生徒たちは先生との初対面でもさほど驚かず、「大人」として認識している。
ミヤコによると「キヴォトスの外から持ち込まれた動物の密輸入」が起きているらしく、キヴォトスの内外での交流自体は(合法なものかはともかく)行われている様子。
主な交通ラインは車、地下鉄、飛行船。いくつかの地域は「多磨川」など、実在する地名を思わせる。

キヴォトス三大自治区 Edit Edit

トリニティ・ゲヘナ・ミレニアムの3校のこと。
かつてはアビドスが最大勢力だったが、現在は生徒規模の縮小により数え入れられていない。

キヴォトス大運動会 Edit Edit

晄輪大祭の正式名称。ただし基本的には俗称の「晄輪大祭」と呼ばれることが多い。
詳しくは「晄輪大祭(こうりんたいさい)」の項を参照。

キヴォトス・リーパー Edit Edit

キヴォトス最強の唐辛子。そのスコヴィル値は220万オーバー。*12
参考までに現実世界で最強の唐辛子は30万程度……だったのだが現在も品種改良と記録更新が続いており、現在はスコヴィル値318万のペッパーXが唐辛子の最高値である。
一時はスコヴィル値220万の「キャロライナ・リーパー」がトップだったこともあり、これが直接の元ネタと思われる。「Reaper」とは刈り取る者=死神の意。
ちなみに、ハルナのボイスに「スコヴィル値1000万級の激辛ですわ!」という台詞があるが、スコヴィル値1000万を超えると言及されている食物は未だゲーム内には登場していない。
なお純粋なカプサイシンのスコヴィル値は1600万とされる。

キャスパリーグ Edit Edit

カズサの中学時代の二つ名。
カズサにとってはあまり触れられてほしくない過去と二つ名だが、レイサにとってはカズサとの数少ない繋がりであるため忘れたくない様子。
イベント「放課後スイーツ物語 甘い秘密と銃撃戦」ではこの2人を中心としたストーリーが展開される。
アーサー王伝説に登場する怪猫が元ネタであると思われる。

救急医学部 Edit Edit

ゲヘナ学園の医療を支える部活。部長はセナ
主に外科部門に特化しており、血気盛んでけがの多い学生たちを日々治療している。
患者への対応には少々難こそあるが、医療に対しては非常に真摯。
また救急医学部が使用する軟膏は、塗るだけで完治するという噂があるほどに効果抜群である。
ゲヘナの中でも特に政治と縁遠いため、そういった懸念を避けたい場面では風紀委員会に代わって表に立つこともある*13

救護騎士団 Edit Edit

トリニティの部活動の一つで最も古い歴史を持つ。
騎士団長はヨハネ分派の首長でもあるミネが務める。
毎週末のように病院に行きボランティア活動をしており、病院の患者からも人気があるようだ。
『救護が必要な場に救護を』を信念として掲げて活動してるが、ミネが行き過ぎた行動を起こすことも多く、同校生徒の間では「ミネが壊して騎士団が治す」といった認識がされている。

元ネタは中世三大騎士修道会の一つ「聖ヨハネ騎士団」(現在のマルタ騎士団)の別名「ホスピタル騎士団」と思われる。
また、「聖堂のメリークリスマス〜救護騎士団の贈り物〜」での振る舞いから1865年にイギリスで設立されたプロテスタントの一派である救世軍(The Salvation Army)もモチーフに入っていることが考えられる。

ちなみに、救護騎士団のシンボルはピンク色のパトンス十字(cross patonce、先が三叉の十字)である。
このシンボルの元ネタは、ホスタピル騎士団のシンボルであるマルタ十字(先が二叉で内側が楔形の十字)と、赤十字社の赤十字を組み合わせたものであると思われる。
しかし、マルタ十字は後継団体のマルタ騎士団が今も団章として使用しており、赤十字は国際法や各国の医事法によって無関係の団体の使用が法的に禁じられている。
そのため、両団体への配慮から微妙に変更したものであろう。

給食部 Edit Edit

ゲヘナ学園の食堂を管理する部活。部長はフウカ
食堂はフウカの手によって常に清潔さを保っており、給食も食材選びから栄養バランス管理まで徹底されている。
しかし実質的にフウカと部員のジュリだけで切り盛りしており、そのジュリの料理スキルも壊滅的。
本来料理上手であるフウカへの負担は大きく、生徒からの味の評判は決して良いとは言い難い状況につながっている。
衛生評価ではジュリが振舞ったジュースのために評価の低下が続き、部の予算も半分まで削減されている*14
さらにたびたび美食研究会の標的にもなっており、食材の盗難はおろか、食堂の占拠(爆破)、備品のトラックの奪取(からの水没)など、不運にも数多く見舞われている。

また、レッドウィンター連邦学園にも同名の部活が存在し、名目上はチェリノが部長ということになっているが、チェリノとは別に部長がいることも確認されている*15

矯正局 Edit Edit

連邦矯正局」の項を参照。

経典 Edit Edit

トリニティで保管・管理されている太古の教義や宗教的な背景が書かれた書物のこと。
イベント「どたばたシスターと古書館の魔術師」ではトリニティで新たに発見された経典が発端で物語が展開される。
セイア

  • 太古の始まりの「神性」、そしてそれとの間に締結された10の戒命
  • 私たちは原初において「約束」を破ったから楽園から追放された

などの内容が書き伝えられていると語った。

ほぼ間違い無くキリスト教の聖典である「聖書」か、それに類するものであると思われる。

クラフトチェンバー Edit Edit

シャーレの地下にある詳細不明の物体。連邦生徒会長が先生に残したもの。
ありとあらゆる物質を生成することが可能。七神リン曰く「大型の3Dプリンター」「オーパーツ」「連邦生徒会長のおもちゃ」。
「シッテムの箱」の管理者のみが接続および操作できる。
何を生成できるかについてはランダム性が強く、そもそも現状では先生以外の使用が不可能なこともあり、連邦生徒会(というよりリン)にとっては価値が低い扱いのようである。
ゲーム内での機能は製造の項目を参考。

クラブ・ふわりん Edit Edit

キヴォトスにあるいかがわしいお店……ではなく、先生がプレイしているスマホゲーム。
「クラブ・ふわりん」で2万円課金した領収書をユウカに見られて誤解されかけた。

クリア Edit Edit

英単語「Clear」のこと。
ゲーム関連の文脈では、ゲーム全体、あるいはステージ、ミッションを攻略して達成することに使われる。
軍事関連の文脈では、障害となる敵がいない、あるいは排除したこと(=安全であること)を仲間に伝える際に兵士が使う掛け声として使われる。
実際にミヤコを始めとした何人かの生徒は戦闘中に、後者の意味合いで使っている。

クリスマス Edit Edit

キヴォトスでは12月24日の0時から祝われる祭日(現実では教会暦12月25日、つまり通常の暦の24日の日没から25日の日没まで)。
「救世主」が生まれたとされる日で*16、特にトリニティ総合学園では聖なる日、最も特別な日とされる*17
しかし一般には既に元の意味を失っており*18、恋人同士で過ごす日と認識されている*19。。
また、コタマは「恋人たちの甘いささやき」をよく傍受できる日と発言している。

しかしブルアカの登場人物は人間型は女性がほとんどであり、男性NPCは現状では犬やロボットばかりである。
キヴォトスでは同性愛が盛んなのだろうか……?それとも異種族との恋愛も認められているのだろうか……?

ちなみにサンタクロースが実在すると信じているかのような発言をしているのはココナサヤチェリノハナエの4名で、トモエがチェリノの夢を壊さないように苦心している他、セリナはハナエのために毎年「サンタさんからのプレゼント」を用意しているらしい。

クルセイダー Edit Edit

トリニティ総合学園の制式戦車だが、チュートリアルでは敵のボスキャラとして対峙する。
PMC(民間軍事会社)に流れた中古品を買い取ったものらしく、不良たちの頼もしい戦力となっている模様。

史実ではイギリスの開発した巡航戦車で、ゲーム中登場するのは初期型のMk. I。
クルセイダーとは「十字架をつけた集団」という意味で、十字軍のことを指す。

クルセイダーちゃん Edit Edit

トリニティの備品で、ヒフミがこっそり盗み出した戦車。車体には「2年3組備品 使用後、元の位置に!」と書かれている。
キューポラ(砲塔上に設置される凸部)がない代わりに車長用の日傘スタンドが設置されており、いつでもお茶を沸かすことができる仕組みも備えている。
海水を想定した処理はされておらず、塩水に触れるとすぐ錆びてしまう。
クリスマスに再びヒフミが乗り回した際、車内に彼女の水着が保管されっぱなしだったことから、「2年3組」全体で見ても使用頻度はあまり高くないものと思われる。

グルメヘルメット団 Edit Edit

イベント『喰積の 前にいささか ~一番勝負~』に登場したヘルメット団の分派の一つ。
ニャオフードに雇われ商店街の立ち退きや妨害工作などをさせられていた。
ヘルメット団らしく横暴な者が多い一方、生活が困窮しているが故に渋々ニャオフードの手下になっているなど悲哀を感じさせる一面も。

グレゴリオ Edit Edit

名前自体はストーリー中に登場しており、2023年7月に実装された総力戦のボス。教義の人工天使シリーズ「聖徒の交わり(COMMUNIO SANCTORUM)」の一つ。
満を持してマエストロが完成させた傑作で、メインストーリー最終編で何やかんやあったマエストロの復帰回でもある。
聖歌隊と共に荘厳な音楽を奏で、曲のフィニッシュが戦いの終わり(全体即死攻撃)という芸術性が遺憾なく発揮された存在。攻略には複数個のデバフ付与、回復役、SPアタッカーなどが必要で、多凸が難しい高難度ボスである。
元ネタは歴代ローマ教皇で四大教父のグレゴリウス1世が手掛けた『グレゴリオ聖歌』と思われる。

クレジットポイント Edit Edit

ゲーム内の様々な場面で使用されるリソースの一つ。
通称「クレジット」。
アイテム説明文には「カードのポイント」と記載されており、ゲーム的には通貨の様な印象を受けるため、二次創作などでは通貨の様に扱われていることがあるが、キヴォトスに流通している実物の貨幣という訳では無い。
キヴォトスの通貨は日本と同じく「円」。物価レートは2021~22年頃に日本と同等(芝関ラーメンの価格などから推察)

ちなみに東アジア諸国の通貨単位は旧字体の「圓」が基になってる。
人民元は簡体字の圆が正式な字、韓国のウォン=원は漢字を使用していた頃は圓。台湾、香港はそのまま圓を使用している。

グローバル版 Edit Edit

ブルーアーカイブの海外版の一種で、英語圏、韓国、台湾(言語は繁体中国語)、タイ向けに展開されている。
ちなみに中国版はグローバル版には含まれない。
運営会社は日本版の運営を行っているYostarではなく、開発会社のNEXON GAMESの親会社であるNEXON。
日本版配信開始(2021年2月4日)から約9か月後の2021年11月9日から配信を開始しており、2023年5月時点では日本版からはおよそ半年遅れで展開されている。
ゲーム上の言語は先述の各国言語になっているが、音声は日本版と同じく日本語のみ。ただし一部音声は日本版から変更されている部分もある。
また、ゲーム外コンテンツ(PV・主題歌・漫画等)はグローバル版独自のものもあり、中には特定の言語でしか展開されていないものもある。
日本からもSNSや動画サイト等から閲覧可能のものが多い。

なお、日本からはグローバル版公式HPの閲覧ならびにグローバル版のプレイは基本的には不可能。
それでも日本で公式HPの閲覧やプレイを行う場合は常時VPN接続を行う必要がある*20

クロカゲ Edit Edit

正式名称は「猫鬼(みょうき)クロカゲ」。
怪書「稲生物怪録」から生み出された「幻魎百物語」の一部で、猫鬼の名が示す通り4つの目と2つの尻尾がついた猫のような姿をしている。ただし口は花弁状に開く
普段は自身の周囲にある石灯籠に鎖で繋がれており自由に移動はできないが、ある程度のダメージを与えると鎖が外れて周囲を闇で覆う。
「怪書」を持つ人物と同じく、普通の銃器での攻撃は全てすり抜けてしまう。しかし、百花繚乱の委員長の証である「百蓮」での攻撃ならダメージを与えられるようだが、作中では百蓮に撃たれる描写は無かった。
メインストーリーVol.5における戦闘においてもダメージが通らないという形でその性質を再現しているが、総力戦では周囲に現れる「片鱗」を攻撃することによってダメージを与えられる。
メインストーリーVol.5の1章ではシュロによって呼び出され、修行部や百花繚乱のメンバーを相手取った。

クロノススクール Edit Edit

後述するクロノス報道部がある学園。
この学園のニュースサイトのドメイン名はKRONOS.ac.kv。*21
acは教育研究機関を表すセカンドレベルドメイン。kvは(架空の)国コードで、ブルーアーカイブの世界内ではKivotosの略と思われる。
名前の元ネタは、古代ギリシア神話のティーターン神族を統べる農耕神クロノス。
原初の大地の女神ガイアと天空神ウラノスの息子にして、後の神々の王ゼウスらの父だが、子供たちに敗北し奈落タルタロスに封印されているとされる。

なお、古代ギリシア神話には、上記の神と同様にカタカナで「クロノス」と書かれるKhronosという時間神がおり、
時事ネタを扱う学園としてはこちらの神の方が名前に相応しそうだが、誤表記なのか意図的なのか、なぜ農耕神Kronosの方にしたのかは不明。

クロノス報道部 Edit Edit

クロノススクールの部活動の一つ。
キヴォトス中のニュースの報道や『月刊キヴォトス』などの発行を行っている。
部員であるシノンとマイは、エデン条約の締結式や、晄輪大祭の開会式の様子などを中継していたりしている。

ゲーム開発部 Edit Edit

ミレニアムサイエンススクールの部活動の一つ。
部活名の通りゲームの開発などを行っているようだが、公的な活動を行っていないためメインストーリーVol.2ではセミナーから廃部予告が出されている。
部長は1年生の花岡ユズが務める。
任天堂ネタと取れるものが仕込まれている。
命名規則に関してはケイを含めて条件が合致する、大阪市内に拠点を置くアダルトゲームブランド由来説が有力視されているが、全年齢向けの本wikiであまり大きな声では言えないので薄字で記載する

ユズ:任天堂は元々花札屋でもある。ポケットにNintendo Switch。銃の装飾がニンテンドーDSの下画面。Nintendo Switchのエミュレーターにyuzuもある。名前はゆずソフト、苗字は作品名に使われた万花から。
モモイミドリ:ユズと同じくNintendo Switchを持ち歩いている。赤(1P)と緑(2P)の二人組と言えば某配管工。サイバーワークス(才羽)の姉妹ブランド(ブランドカラーが桃と緑)に由来。
アリス:不思議の国のアリス、アリストテレスの天動(天童)説など。アリスソフト。メインライターisakusanの名前の元ネタブランドのライバル。Yostarとは別のソシャゲで関わりがある。

世界観紹介 (Twitter)

ゲーム機 Edit Edit

作中に登場するゲーム機は以下の通り。

  • ゲームガールカラー
    かつて一世を風靡したゲーム機。
    見た目はゲームボーイのような形状をしている。
    名前の元ネタは「ゲームボーイカラー」。
  • ゲームガールズアドバンスSP
    8コア16スレッドカスタムCPUに8K解像度を誇るキヴォトス唯一の16bitゲーム機。
    見た目はSwitchのような形状をしている。
    名前の元ネタは「ゲームボーイアドバンスSP」。
    ちなみに「8コア16スレッドカスタムCPU」と「8K解像度」は現実ではPS5レベルだが、16bitはスーファミとかメガドライブくらいの水準。
  • プライステーション
    先生の頭に直撃しても壊れない(硬いのは任天堂製ゲーム機の頑丈さが元ネタ?)。
    名前の元ネタは「プレイステーション」。
  • O-フィット
    O-リングを使うことで家でも手軽に運動が楽しめる。
    おそらく「WiiFit」と「リングフィットアドベンチャー」が元ネタ。
  • Weeリモコン
    おそらくWeeを操作するリモコン型コントローラーの名称。元ネタは十中八九「Wiiリモコン」だろう。

ゲームタイトル Edit Edit

作中に登場するゲームタイトルは以下の通り。

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警備局 Edit Edit

ヴァルキューレ警察学校の部門の一つ。
一般の犯罪対応業務を行う。

激登!!SRT式登頂訓練 Edit Edit

期間限定で公開され、ブルーアーカイブ公式HPで遊べるミニゲーム。
下半身がドラム缶やゴミ箱に入っているミヤコサキミユを操作し、銃のストックを引っ掛けて高所へと登っていくというゲームシステム。
どう見ても『Getting Over It』のパロディである。
かなり高所まで登ると友情出演でカンナが現れ、メインストーリーVol.4の1章で見せたようにD.U.のタワーの壁面に張り付いている。
彼女自体が当たり判定のある足場なため、SRTの面々から銃を引っ掛けられたり、頭の上で休憩されたりと、散々な扱いを受ける羽目に。
https://srt-minigame01.bluearchive.jp/
■公開予定期間:2023年6月09日(金)20:00~2023年8月31日(木)20:00

Vol.4 カルバノグの兎編ネタバレを含む

ケセド Edit Edit

CHESED。デカグラマトン4番目の預言者。総力戦ボスの一体。
パスは権力を通じて動作する慈悲。異名は「慈悲深き苦痛をもって断罪する裁定者(the judge who condemns with compassionate torment)」。
ミレニアム郊外の廃墟にて無限の軍隊を生産し続けていたAI「ディビジョン」がデカグラマトンとの接触により預言者となったもの。
その能力により無数の戦闘ロボットを製造し、デカグラマトンの尖兵としている。
戦闘では球状の装甲に覆われた本体は積極的な行動は取らず、大量のザコをけしかけてくる。
ザコがそれほど強くないのと僅かでも倒せばゲージが貯まるため、ゾンビアタックを仕掛けやすく背伸びクリア勢が挑戦しやすいステージ構成になっており、Tormentクリア者が比較的多いボスとなってる。

特殊作戦調査データ

月影祭(げつえいさい) Edit Edit

山海経高級中学校で特定の時期に行われる、伝統的な祭事であり最大のイベント。山海経全土をあげて行う盛大なものである。
昼は玄武商会通りを中心に月餅の屋台が立ち並び、夜は京劇や花火を楽しみ、一年の安寧を祈る……というのが例年の光景である様子。

本来は豊穣を祈願し、その年の実りを祝う季節行事だったようだが、いつからか現在のような形となったらしい(ミナ曰く、そうなったのは玄武商会のせいだとか)。
また、祭りの前後に月へ旅立った神仙が下界に下ってきて、周遊した後にまた旅に出るという伝説もあり、月影祭にはこの神仙を称えるという側面もある。さらに、神仙がやってくると奇妙な出来事が起こるとも言われている。
なお、その伝説には「下界へ戻った神仙は波乱を生んだため、追い出された」という意味もあるらしい。

毎年外部の生徒もこの祭りにやって来るようだが、山海経が門戸の狭い学校な事もあり、玄武商会通り以外は外部の生徒が立ち入ることは出来ない。
とはいえ、月影祭の時期に玄龍門は玄武商会への監視を緩め、他校生の取り締まりをしなくなる。

ケテル Edit Edit

KETHER。デカグラマトン1番目の預言者
異名は「最もきらびやかに輝く至高の王冠」。
他の預言者よりやや小型サイズの四足歩行型戦車で、上部の武装ユニットを状況に応じて換装することができる。
ゲーム内においても一度撃破されると画面外に離脱し別の武装に装備を変更して再登場する。
使用してくる装備はガトリング砲&ミサイルランチャーのType.V、大型キャノン砲のType.C、周囲のスイーパーを強化、自爆させてくるType.Eの3種。
最初の預言者であり、古い機体がベースとなっているため他の預言者より技術レベルは低いらしい。
デザインはkokosando氏が担当*22

特殊作戦調査データ

ゲブラ Edit Edit

GEBURAH。デカグラマトン5番目の預言者
異名は「合理を越えた勇猛な仲裁者」。
2足の小型脚部とそれを支える大型の腕部を持つ歪な人型のような機体。元は極地研究基地の無人探査機だった模様。
水中を自在に移動する能力を持ち、キャノン砲、ミサイルランチャー、機銃、バリアなど、全身の各所に重武装が施されている。
中でも特徴的なのは右肩部に装備されている大型ビームランチャーで、対象を凍結させるビームを放つ。
性格は短気で几帳面らしい。
デザインはkokosando氏が担当*23

特殊作戦調査データ

ゲヘナ学園 Edit Edit

自由と混沌を校風にする学園で、悪魔風のファッション・容姿の生徒が多く在籍する。トリニティとは昔から犬猿の仲にある。
校風にのっとり、学校が認可を出していないサークルや食いしんぼう集団、ペーパー会社を運営するなど、かなりフリーダムな団体が多い。
本館や部室棟などはフリーダムな生徒達に好き勝手に利用されているため、真面目な生徒は別館などで勉強せざるを得ず、肩身が狭い模様。
まともに管理されているのは風紀委員会本部棟のみとのこと。
そんな自由極まりないゲヘナ生徒を取り締まる風紀委員会はキヴォトスでも最強の存在と恐れられる実力者集団。

ゲヘナ(英:Gehenna)はヘブライ語でヒンノムの谷(エルサレムの南にある谷)を意味するゲーヒンノームを語源とする。
付近の斜面は紀元前7世紀ごろから埋葬墓地として使われており、西暦70年ごろに到達した第10ローマ軍団によって火葬も行われていた。
旧約聖書の記述から紀元前7~6世紀ごろに子供の人身供御が行われたとも考えられているが、考古学的証拠は見つかっていない。
新約聖書では地獄という意味で使われている。
「ヒンノムの谷はゴミや死体が投げ込まれ、それを焼く火が燃え続けていたのが火の審判のゲヘナの由来」というのは11世紀の学者ダヴィド・キムヒによる詩編27章13節注釈によるものだが、20世紀以降複数の学者から否定的な見解が示されている。

世界観紹介 (Twitter)

ゲマトリア(旧時代) Edit Edit

遠い昔、キヴォトスには神を研究し、再現しようとした組織が存在した。
この組織は神の存在を証明するために、のちにデカグラマトンと呼ばれるAIを作り出そうとし、その研究に興味を示した資金や開発援助を行う者達がもともとゲマトリアを名乗っていた。
黒服曰く、現在のゲマトリアは当時存在したその援助者達の名前を拝借して使っているだけで、黒服が所属している今のゲマトリアとは直接のつながりがない別組織とのこと。

ゲマトリア(現在) Edit Edit

メインストーリーや総力戦の冒頭に現れる謎の怪人たち。
カイザーコーポレーションなどを隠れ蓑に、大人の権利や損得を優先させ、メンバーの各々が自身の目的を達成しようと暗躍している。
自らの行為が周囲にどのような影響を与えようとも、生徒たちの苦しみなど考えない冷徹な存在。ゆえに、先生にとっては戦うべき相手となる。
経緯や理由は不明ながら、ゲマトリア自身は彼らが「色彩」と呼ぶ謎の存在と戦っているようだ。*24
判明しているメンバーは以下の5人。

なお、ゲマトリアとは『ヘブライ文字をヘブライ数字の法則に従って数値に変換し、単語や文章を数値として扱う手法』のこと。神秘主義思想カバラでは、聖書の文章の持つ数値に神秘的な意味が隠されている、とも考えられており、日本では『数秘術』と訳され、カバラ数秘術と呼ばれることも。

現代武道部 Edit Edit

山海経の武術系の部活の一つ。
レイジョの絆ストーリーにて名前だけ登場している。

玄武商会 Edit Edit

山海経にある山海珍味で有名な商人たちの連合。会長はルミ
キヴォトス全域から様々なものが集まるグルメの名所。
露店の運営をめぐったり、多国籍感あふれる食べ物が伝統と安定を乱すとして、山海経の生徒会「玄龍門」と抗争を繰り広げているという噂もあるようだ。

玄龍門 Edit Edit

山海経の生徒会。トップは門主(もんしゅ)と呼ばれており、現在はキサキがその座に就いている。中華マフィアをイメージさせる出で立ちをしている。
伝統を重んじる保守的な傾向が強く、門主の勅令を絶対とする組織。相容れない思想を持つ玄武商会とは抗争を繰り広げているという噂もあるようだ。
門主についても3年生のみがなれる役職とされており、異例として2年生の時点で抜擢されたキサキを認めない過激派も多数いる様子。
なお「玄門」と表記されていたこともあったが、現在は「玄門」で統一されている。

幻魎百物語(げんりょうひゃくものがたり) Edit Edit

花鳥風月部が「怪書」を使って生み出した怪物。作中では「怪談」とも呼ばれる。
メインストーリーVol.5の1章ではそのうちの一種「クロカゲ」が登場した。
また、クロカゲの登場演出時に出てくる文字「ONE HUNDRED GHOST TALES」は意訳すると「百物語」となる。

公安局 Edit Edit

ヴァルキューレ警察学校の部門の一つ。
対テロ業務に特化した精鋭部隊。ヴァルキューレでは最も規律が厳しいという。
ヴァルキューレにおいては最高クラスの戦力だが、予算の都合上、装備の差もあり最新兵器で武装したような相手には分が悪い。
局長は尾刃カンナ

子ウサギ公園 Edit Edit

メインストーリーVol.4の1章にて、RABBIT小隊がSRT特殊学園の廃校に対するデモを行った公園。
実はストーリーの実装前にも、通常任務のバトルステージでしれっと登場済みだったりする。

構造物(防御タイプ) Edit Edit

通常装甲・軽装備・重装甲・特殊装甲・弾力装甲の他にもう1つ存在する特殊な防御タイプ。
マップ上の障害物・遮蔽の防御タイプは基本的に構造物属性であり、ノーマル属性を含む全属性の攻撃のダメージをResist(0.5倍)にする。
シズコなどのスキルで召喚された遮蔽も構造物属性であるため生徒本人の防御属性の影響は受けないが、ホシノ(臨戦)の遮蔽状態のみ例外的に重装甲扱いとなる。
かつては属性相性表にも記載されており、攻撃タイプ「破壊」がWeak(ダメージ2倍)になるとされていたが、結局破壊属性のキャラクターが実装されることはないままいつのまにか属性相性表から削除され、代わりに振動属性・弾力装甲が記載されるようになった。
現在でも障害物・遮蔽は内部的には構造物属性であるため、概念として消滅したわけではない。

紅茶部 Edit Edit

トリニティの部活動の一つ。名前の通り紅茶を嗜む部活動。
ハスミと違い、美味しい紅茶であればゲヘナ産茶葉でも分け隔てなく嗜むようだ。*25

甲虫王女ムシクイーン Edit Edit

キヴォトス全域で流行しているカードゲーム。アニメ版もあり、少なくとも378話は放送されている。

ユーザー(ムシクイーンバトラー)同士カードで対戦することは「ムシクイーンバトル」と呼ばれ、
互いの名誉と信念をかけて繰り広げられる恐ろしいゲーム(カエデ談)とされる。
非常に中毒性が高く、特にカエデとフィーナは、重度のユーザーと言ってよいほどに事情通。
その人気ぶりは映画村やクルーズ船上で大会が開かれ、各地からユーザーが集結したり、
限定販売で1人2パックしか買えず、パックを入手することすらも困難なほどで、お祭り運営委員会が商店街のお祭りを盛り上げる方法を考えていた際には、
人気に便乗して本カードのパックを箱単位で売ることをお祭りの目玉にしようと画策していた。*26

名前の元ネタは一世を風靡したACカードゲーム「甲虫王者ムシキング」。
一方、ルールのほうの元ネタはTCGの金字塔「遊戯王」の要素が強い。
デッキから召喚したモンスターカードに書かれた攻撃力・防御力・スピードといったステータスで競い合い、互いにターン制でライフを削り合うという形式。
最も重要なポジションは魔法カード(フィーナ談)。

「特殊召喚」「ゲームで敗北した人はカードに閉じ込められることもある」といったルール、勝負の途中に乱入が許されるスペシャルな『危機の瞬間「もう一人の私」参戦ルール』といった要素は*27、遊戯王(原作漫画、TCG、アニメシリーズ等)の影響が色濃く見える。

工務部 Edit Edit

レッドウィンターの部活動の一つ。レッドウィンター全体の工事や建築作業を行っている。
お祭りが近くなると休日もなく、1日2交代制の環境で昼夜を問わずの作業に動員され、労働力を搾取されているようだ。*28
そのような背景から、部長のミノリが中心となってレッドウィンターの事務局に対しデモやストライキを行うこともしょっちゅうの様子(ミノリが権力者への批判を目的としていることもあるが)。

Vol.4 カルバノグの兎編 2章のネタバレ含む

晄輪大祭(こうりんたいさい) Edit Edit

キヴォトス中の学園の生徒が参加する運動会。正式名称は「キヴォトス大運動会」だが、作中では「晄輪大祭」の通称で呼ばれることが多い。
グローバル版では「Kivotos Halo Festival」と呼ばれており、晄輪=ヘイローのことと思われる。
「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」という理念に基づき、運動を通じた生徒たちの成長を目的とした催しで
連邦生徒会「行政委員会」の主導で開催される。運営は各学校が持ち回りとなっており、作中ではミレニアムサイエンススクールが主催校の晄輪大祭が描かれている。

主催校とは別に各学園の生徒で構成される実行委員会が設置され、公正かつ円滑な運営が行われるよう活動している。
生徒たちが武器を置き、学園を問わず互いに切磋琢磨し、公明正大に競技を繰り広げる祭典。
2年に一度開催され、どれほど仲が悪い学園同士でも、大運動会の期間だけは武器を置いて敵対行為を中断するのが昔からの不文律とされる。

競技は徒競走や二人三脚、玉入れ、綱引きなど運動会らしい種目が多く確認されているが、
玉入れの玉に爆弾が混入していたり、二人三脚のコースに地雷が設置されていて完走者0人などキヴォトスらしいトッピングがある場合も…。
「舞台袖のかくしごと~キヴォトス晄輪大祭~」の描写を見る限り、少なくとも玉入れ、綱引き、棒倒しは例年爆発を伴う競技らしい。
また、パン食い競争は「パンジャンドラムが逃げ遅れた生徒たちを食べ尽くす」競技と説明されているシーンもあり、見知った競技であっても内容が同一とは限らない模様。
セナセリナの会話からは、爆発する程盛り上がるという気風が原因で爆発祭りに歯止めがかからない様子が見て取れる。
元々はオデュッセイア海洋高等学校の生徒たちが、船上で体力鍛錬のために開催した体育祭が始まりらしい(コトリ談)。
作中イベント内の描写の他、特設ページ公式twitterスピンオフ作品などで生徒たちの活躍もしくはやらかしが確認できる。

コールサイン Edit Edit

軍事作戦で使われる個人や目標に割り振られる暗号名。作中ではC&CやRABBIT小隊が作戦行動中に使用する「00(ダブルオー)」「RABBIT1」などが該当。
適切な呼称を割り当てれば個人名などの秘匿、同名の人物が複数いる場合の識別、音質の悪い無線機ごしでも聞き分けられるなどのメリットがある。
アズサも、持ち前の警戒心からモモトークでコールサインを用いたやり取りをしようとしていた。

ゴールデンフリース号 Edit Edit

オデュッセイア海洋高等学校を構成する船の一隻。クルーズ船。
内部にはプレイラウンジと呼ばれる巨大なゲーム場があり、そこで稼いだ額に応じて船内での待遇が決定される。
その収益を元に独自の運営を取っているため、オデュッセイアの生徒会も実態を把握できていなかった。

ゴールデンフリースはギリシャ神話に出てくる黄金の羊の毛皮。英雄たちの一団アルゴノーツがこれを求めて冒険した。

ゴールドカード Edit Edit

ノノミが持っている決済用カードの通称。支払い限度額は無し。資金の出所はセイント・ネフティス。
これをもってすればアビドスの負債問題も一発解決可能なほどの莫大な額を動かせるが「カードを使って返済した場合、ネフティスが学園の所有権を主張すると思われる」と言うホシノの指摘と「アビドスの問題はみんなで解決したい」という意向を受け、実際に使うつもりはない模様。
ただし、日々のおやつ代などの雑費はこっそりとここから出しているようだ。
ネフティス関連施設における承認機能も兼ねており、これを強奪したスオウは休眠状態だった砂漠横断鉄道の施設に使用した。
正式名称はTHE・キヴォトス・ゴールド・エキスプレス・カード(元ネタは金持ち御用達のアメリカンエキスプレス・ゴールドカードから)。

ゴールドマグロ Edit Edit

「幻の魚」と呼ばれる希少な魚。
トリニティの近海で見つかり、アクアリウムで展示されていたところを美食研究会により強奪された。*29

コクマー Edit Edit

CHOKMAH。デカグラマトン2番目の預言者。制約解除決戦ボスの一体。
異名は「王国を守りし古代の守護者」。
工作船の制御システムAIがデカグラマトンとの接触により預言者と化したもの。
基本形態は氷海どころか溶岩の中すら航行可能な船だが、戦闘時には変形し、怪獣のような姿となる。
内部にリアクターを持ち、口部や背部からの火炎による攻撃を行う他、火山を活性化させ、大噴火を誘発することも可能。
戦闘においては弱体状態系の持続ダメージによるリアクターゲージの減少と火炎攻撃を遮断する遮蔽物が重要になる。

特殊作戦調査データ

ココデビル Edit Edit

キヴォトスのゴスロリ系ブランド。Tier6装備はココデビルの製品と思われる。
企業ロゴはココデビルのバッジを参照。

ゴズ Edit Edit

廃墟となったスランピアに現れる、ミメシスによって顕現した存在。常に気味の悪い笑顔を絶やさず、正装をした猫のような姿をしている。
元はスランピアのアミューズドールの一体で、外見や攻撃手段から想起されるようにマジックショーを行っていた。
総力戦や大決戦で戦うこととなるボスの一体で、前半戦はスクリームライダーという列車を走らせてくる。後半戦はステージのような場所に移動し、自身の分身2体と共に攻撃を仕掛けてくる。
後半戦の分身は判別手段であるトランプの絵柄の見分けがつきづらいこともあって、ユーザー間で「視力検査」と呼ばれることもある。
必須である移動+バリア付与生徒の少なさ、爆弾投下のタイミング、分身やコインハットの位置などランダム要素が総力戦ボスの中で最も多く、ゴズを苦手とする先生も多い。

古代語 Edit Edit

現実世界におけるラテン語のこと。
トリニティの優等生であったハナコをもってしても辞書がないと読めないが、アリウスから来たアズサは普通に読めるようだ。*30

古代史研究会 Edit Edit

ミレニアムの部活動の一つ。
過去にゲーム開発部に襲撃されたことがある。*31

古代の電池 Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタはバグダッド近郊で発掘された発電能力があるとされる土器の壺。通称バグダッド電池。
実際のものはゲーム中のような外観ではなく、まさに壺である。ちなみに本当に電池なのかは微妙。

古代ロケット Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタは1975年にトルコのオスマニエにあるトプラッカレで発掘されたロケット型の石の彫刻。通称トルコの古代ロケット。トプラッカレスペースシャトルとも。
かつて紀元前9世紀から紀元前585年にトルコ東部を中心として栄えた古代ウラルトゥ王国の首都トゥシュパから出土したもので、およそ3000年前の遺物だとみなされている。
もちろん紀元前に人類がロケットを開発し飛行した記録はないため、まさしくオーパーツと言えよう。
ちなみに、所蔵しているイスタンブール博物館は公開を拒否しているため、オーパーツ愛好家の憶測や興味を引いている。

コミックセンター Edit Edit

通称「コミセン」。
キヴォトス中からありとあらゆる同人作品が集まる超大型同人イベント。元ネタは「コミケ」ことコミックマーケット。

ゴリゴリ君 Edit Edit

キヴォトスで販売されているアイス。ソーダ味、コーンポタージュ味などがある。
限定デザインのペロロのぬいぐるみが当たるモモフレンズとのコラボキャンペーンが行われたこともある。*32
元ネタは有名な氷菓子、ガリガリ君。

さ行 Edit Edit

サーバル Edit Edit

キヴォトスのスポーツウェアブランド。Tier1装備はサーバルの製品。
企業ロゴはサーバルのメタルバッジを参照。

元ネタはドイツのスポーツウェアブランド、PUMA(プーマ)であろう。
サーバルもピューマ(※プーマはピューマのドイツ語読み)もネコ科の生物で、ロゴも酷似している。

才羽アオ Edit Edit

ゲーム開発部の作成したゲーム『ミレニアムロジック』の隠しエンディングに登場するキャラクター。
ゲーム内におけるモモイミドリの姉であり、本名は「才羽・アルティメット・オーバーゴッド」だが当人曰くその名はもう捨てているらしい。
姿はシルエットで登場したので細部は不明なものの、猫耳を着けていたりなどモモイやミドリに似ている。ヘイローもモモイやミドリと同じ形で、色は青。
ミドリ曰く、その思想が邪悪すぎるという理由で一族から抹消されていた存在だという。

これまで4回も転生を繰り返し、最初の転生直前には悪魔を召喚して不老不死の力を会得したが、代償としてプリンを食べ続けないと生きられない体になってしまった。
そのため屋敷の主人のプリンを盗んで食べ、事件を引き起こした……という経緯を持つ。

ゲームでは先生が訪れた屋敷の図書館、その隠し部屋に鎮座しており、世界をリセットしようとしていた。
しかしその存在は屋敷の主人であるヒマリによって見抜かれており、モモイやミドリやユズ、そして転生を繰り返していた伝説の勇者であるアリスの手によって倒された。

名前の元ネタはモモイやミドリと同じく、過去にサイバーワークスのブランドとして存在していた「BlueBell」ではないかと思われる。ちなみにブランドの設立順はBlueBell→TinkerBell→WendyBell。

財務室 Edit Edit

連邦生徒会の行政委員会の一つ。アオイが室長を務める。連邦生徒会の財務を担当している。

左右弾 Edit Edit

イベント「白亜の予告状~虚飾の館と美学の在り処~」内のミニゲーム、「ゲーム開発部のお掃除大作戦」で獲得できるパワーアップの一つ。
その名の通り、取得すると前方へ放つ銃撃に加えて左右にも同時に銃撃を行えるようになる……というものなのだが、いかんせん射程が短い上に自機の左右まで敵が来ることはあまりないため「ハズレ枠」のような扱い。
パワーアップには間違いないのだが、一見優秀そうに見えてあまりメリットがないという性能から先生の間で「モモイが左右弾のアイデアを出したのでは?」と言われるようになり、モモイの代名詞的な存在となっている。
ただしこれは公式から言及された訳ではなく、あくまでもユーザー間の憶測である。
なお、イベントの復刻時には同ミニゲーム内においてモモイ本人がプレイアブル化したが、彼女のみが持つ「1度に2発の弾丸を撃つ」という特性が連射の仕様と見事なまでにミスマッチしてしまい、プレイアブルの中で一番使いこなすのが難しいキャラとなっていた。やはり優秀そうに見えて実際使えない枠はモモイなのでは?

サブスキル Edit Edit

(Sub-Skill/SS)

  • STRIKERの生徒
    • 戦闘中、特定の条件下において自身のステータスを強化したり敵に追加ダメージを与えたりするスキルのこと。発動の条件や効果の内容は生徒によって様々で、中には(条件的に)常時発動した状態となり実質的にパッシブスキルと化しているような生徒もいる。
  • SPECIALの生徒
    • 自身を含めた味方全体のステータスを強化するスキルのこと。主にSTRIKERの生徒を支援することが目的となる。
      ただし、部隊に編成する2人のSPECIAL生徒が共に同じステータスを強化するSSを所持していた場合、編成画面左側に配置した生徒のスキルは右側に配置した生徒のSSによって効果が上書きされてしまい無意味となってしまう
      詳しくは「SPECIAL生徒のサブスキル」を参照。

サミュエラ Edit Edit

キヴォトスの高級化粧品メーカー。贈り物のうちのいくつかがサミュエラ製の品。
普通の化粧品や香水の他、迷彩用のペイントクリームまで作っている。
ちなみに自衛隊員が用いるような実際の迷彩用ドーランも大手化粧品メーカーが作っていたりする。

サンクトゥムタワー Edit Edit

キヴォトスを管理する中枢部。連邦生徒会長が最終的な制御権を持つ建物。連邦生徒会の本部でもある。
連邦生徒会長が行方不明の為、現状はシッテムの箱の干渉(アロナの活躍)により、アクセス権利を得た先生から譲り受けた連邦生徒会が制御権を所持している。
これが機能しなくなるとキヴォトス全体が混乱に陥るというが、具体的に何ができるのかは不明。
いつも背景に見えている天まで伸びる塔がこれ。根本はそもそも地面についておらず周りに謎の板材が浮かんでいるなど普通の建造物ではない。
サンクトゥムとは英語で神聖な場所あるいは秘儀のことを意味する。
なお、シャーレのオフィスがあるビルと勘違いされやすいが、先生が普段仕事を行っているシャーレのビルは個別に建てられており、サンクトゥムタワーとは別物である。

シェマタ Edit Edit

Vol.1 対策委員会編 3章で登場した列車砲の名前。

Vol.1 対策委員会編 3章のネタバレ含む

「色彩」 Edit Edit

「意識」「アレ」とも呼ばれる。ゲマトリア最大の宿敵にして、ゲマトリアでさえその正体を知らない謎の光。
ベアトリーチェ曰く「解釈されず、理解されず、疎通されず――ただ到来するだけの不吉な光」「目的も疎通もできない不可解な観念」。
クズノハによれば「キヴォトス外から到来する、曠古(こうこ)*33の災禍を引き起こす存在」。
キヴォトスの民にとって致死的であり、色彩に露出した者の肉体は捻じれ、精神は蝕まれ、個が捻じ曲げられ異物と成り果てる。
色彩によって変質してしまった者を元に戻す方法は存在しない。

なおクラフトチェンバーのノードのひとつにも色彩があるが、たぶん関係ない*34

Vol.3 エデン条約編、Final. あまねく奇跡の始発点編 1章のネタバレ含む

シスターフッド Edit Edit

トリニティの部活動の一つ。大聖堂を本拠地としており、優れた情報網を持つ。
普段はミサを開いたり地域ボランティアをしたりなど、シスターらしい慈善活動を主に行っている。

元々はトリニティを構成している分派の一つであり、懲罰的な活動もしていたユスティナ聖徒会がその前身にあたる。

七囚人 Edit Edit

矯正局に収監されていた札付きの生徒たちの中で、連邦生徒会会長失踪時の混乱に紛れて脱獄した7人のことを指す。
あくまで脱獄した人数が7人だったため七囚人と呼ばれるようになっただけで、もともと特別な異名や称号というわけではない。
今のところ、七囚人のそれぞれには共通して「○○の○○」というような二つ名がついている。
現在判明しているのは「災厄の狐」ワカモ、「慈愛の怪盗」アキラ、「五塵(ごじん)獼猴(びこう)カイ、「伝説のスケバン」アケミ
ただ混乱に乗じたわけでなく、何者かが脱獄の手引きをしたようだが……?

七転八倒団 Edit Edit

イベント「どたばたシスターと古書館の魔術師」に登場したトリニティのスケバン集団。
名前の「七転八倒」の由来は「幾度倒れようとも立ち上がる」ことから。それを言うなら「七転八起」では……?

普段は「カツアゲのバイト(?)」(本人談)に勤しんでいたが、「トリニティの走る閃光弾」ことスズミの自警団活動の影響で増えた「自警団活動を真似してるやつら」によって散々な目に遭わされたことから、元凶であるスズミを止めるべく彼女を襲撃した。
しかし、個々の戦闘力は高くなく、過去には18人がかりで襲ったにも係わらずスズミ一人に返り討ちにあってしまったことも……(七転八倒団が弱いという以上にスズミが強過ぎるというのが大きいのではあろうが……)
そうしたことから、今度は30人がかりで挑んだものの、騒ぎを聞いて駆け付けたヒナタと先生がスズミに加勢したこともあって再び敗北した。
そして「古い廃材」で構成された七転八倒団のアジトにヒナタたちが探している「水苔膠」が生えているのでは?という話になったのだが……

イベント「どたばたシスターと古書館の魔術師」06「トリニティの走る閃光弾(2)」ネタバレを含む

イベント「どたばたシスターと古書館の魔術師」12~13「イット・サーヴズ・ユー・ライト(2)~(3)」ネタバレを含む

シッテムの箱 Edit Edit

失踪した連邦生徒会長が先生に託した、外見はタブレット端末に見える謎のガジェット。
一見普通のタブレット端末だが製造会社、OS、システム構造、動く仕組みすら分からないという正体不明の物体。
特別な力を持っているらしく、キヴォトスの中枢であるサンクトゥムタワーへの干渉やクラフトチェンバーの操作が可能である。
連邦生徒会長曰くこれは先生の物らしい。事実、先生は起動に成功し、常駐するメインシステムであるアロナに所有者だと認められた。
パスワードは「……我々は望む、七つの嘆きを。……我々は覚えている、ジェリコの古則を。」
セキュリティ性能はシステムに侵入を試みたデカグラマトンのAIをアロナがくしゃみ一つで追い返すほど高く、
エデン条約編で先生が爆発に巻き込まれた際は、アロナの意思で爆風の直撃を避けていたことから、バリアのような保護機能も備えている様子。
デカグラマトンの関係者であるソフは「不可解な箱」と呼んでおり、デカグラマトン側にも未知数のアイテムであるようだ。

Final. あまねく奇跡の始発点編のネタバレ含む

世界観紹介 (Twitter)

シッテムとは旧約聖書に記される都市の名前。モーゼの死地と言われる。またアカシアのこと。
旧約聖書によればアカシアで作られた「契約の箱」(=現代ギリシア語では「キヴォトス」)が天の食物、災いの杖、十戒の刻まれた石板を収納するために使われたという。
ジェリコは旧約聖書に登場する都市。イスラエルの民に城門を閉ざしたが、イスラエルの民が神の示した通りに契約の箱を担いで町の周囲を回り角笛を吹くと城壁が崩れ、生けるものはほとんど皆殺しにされた、とある。
古則、あるいは古則公案は禅宗において昔から存在する禅問答の手本のようなものを指す。本ゲームにおいての古則は古くから伝わる一見答えの出ない不思議な問いという意味であろう(七つの古則も参照)。「古い決まり」という意味ではない
「七つの嘆き」はカトリックにおいて聖母マリアの人生における7つの出来事を指す言葉として存在するが、対になっている「ジェリコの古則」が旧約聖書由来+禅宗由来というチグハグな組み合わせで意味の取れない言葉であり、かつここだけカトリックから引用するというのも不自然であるからこの言葉自体に意味はないと考えるのが妥当だろう。

柴犬ワン蔵 Edit Edit

キヴォトスの時代劇映画の監督。代表作は「犬連れ忍者」。
渦巻映画村には『「柴犬ワン蔵」監督記念館』なる建物も存在している。

柴関(しばせき)ラーメン Edit Edit

アビドス高校の付近にある安くて美味しいラーメン屋。
看板メニューは580円の芝関ラーメン。
二足歩行でしゃべる柴犬の柴大将が店を開き、セリカがアルバイトとして雇われている。
一度は便利屋68によって爆破されてしまうも、紆余曲折あって現在は屋台として営業中。

芝タウン Edit Edit

北区芝タウン。
ヒフミ(水着)の着ている水着は芝タウンにあるショッピングモールで購入した物。

シャーレ Edit Edit

失踪した連邦生徒会長が立ち上げた連邦捜査部。正式表記は『S.C.H.A.L.E』。ドイツ語で微生物の培養等実験に使う『ペトリ皿』を意味する。
具体的な活動目的は無いらしく、現在は生徒や学校のトラブル解決のために動いている。
各自治体からの要望が山ほど届くため、先生は食事や睡眠もろくに取らず、気絶するまで働いている状態。

部室の所在地はサンクトゥムタワーから30キロメートル離れたD.U.外郭にある高層ビル(よく所在地がサンクトゥムタワーと誤解されることがあるが、タワーとは別である)
オフィスや居住区の他に、図書館や体育館、トレーニングルーム、コンビニなど設備が充実している。
シャーレオフィスビルは不自然なほどの高層建築であることが明かされており、しばしばファンの間で話題になる。曰く「あそこの屋上は雲より高い場所にある」*36とのこと。
一見比喩表現にしか見えないが、前後の流れから考えると本当に雲を貫く高層ビル、かつキヴォトスの高層建築と言えば真っ先に名前が出る程度に有名な建物らしい。

ジャブジャブヘルメット団 Edit Edit

ヘルメット団の分派の一つで、隊長はラブ
リゾート使用権を巡り、無差別にロスト・パラダイス・リゾートを襲撃して回っていた。
ヘルメット団の中では弱小に当たるようで、ヘルメット団総連合会にはラブ以外に招待状が送られず、これに憤慨したラブは出席を拒否し、部下とウォーターパーク「エーギル」に行くことを選択した。
スピンオフコミック「便利屋68業務日誌」にも登場しており、とある設備目当てに強盗を仕掛け、警備の依頼を受けていた便利屋68と対立している。

シュエリン Edit Edit

シュン(幼女)の別称。イベント『ネバーランドでつかまえて』にて、近親者に正体を悟られぬよう自ら偽名として名乗っていた。

修行部 Edit Edit

百鬼夜行の部活の一つ。部長はツバキ
活動内容は様々な修行を積み続けること……となってはいるが、実態は非常に曖昧であり、部員たちは各々に目標を持って好きに過ごしている。
夜になると地域への奉仕活動として自治区内を毎日パトロールし、困っている人・動物がいないか、異変がないかなどを確認して回っている*37
百花繚乱編1章では、自身の青春を取り戻そうとするレンゲが仮入部をして「熟睡レディーファイター」になるための修行をしようとしていた。

種族 Edit Edit

陸八魔アルの学生証に明記されている。アルは悪魔。
ケモ耳、エルフ耳、天使、獣人、ロボなど、アルの悪魔以外明確にカテゴライズはされていないが様々な種族が共存している模様。
しかし作中ではほぼ触れられることがなく、外見的な特徴以外にどのような意味や背景があるのかは不明。

受容体OR6A4 Edit Edit

美食研究会のグループストーリー「偏見なき味覚」に登場。
この受容体が存在する場合はミントの香りを石鹸やシャンプーのような香りに感じるが、遺伝子変異で存在しない場合はミントの香りの食べ物を美味しく感じるとされている。
上述のストーリー内でのこの受容体の遺伝子周りの話から、人類の枠組みには当てはまらない神秘的存在である生徒たちにも遺伝子の塩基対や突然変異といったものが存在しており、細胞の構造は地球の生物ベースらしいことがわかる。
元ネタはパクチーを美味しく食べられるかどうかに関わる実在の嗅覚受容体OR6A2。

手榴弾 Edit Edit

英語でHand Grenade。手で投げる小型の爆弾で近接戦闘における歩兵の基本装備となっている。
元々は擲弾兵と言われる専用の兵科の装備であったが、小銃の性能が向上することで一度は廃れた。
しかし日露戦争において塹壕やトーチカでの近接戦闘が繰り広げられたことで戦地で急造品が再発明。
第一次世界大戦の頃には正式装備として普及した。下位カテゴリーに非殺傷兵器の閃光手榴弾や発煙手榴弾などがある。
ゲームでは生徒のNSやEXで存在し、ある程度の範囲を持つ攻撃となっている。
閃光弾ならスタン効果、発煙弾なら命中率の低下などの副次効果も持つ。

巡航ミサイル Edit Edit

比較的大きな翼を持ち、その揚力で飛行する長距離ミサイルのこと。
多くは大型で、高精度な誘導装置を持ち大威力の弾頭をもって重要目標の破壊に用いられる。
ジュンコミサイルではない。

Vol.3 エデン条約編、Final. あまねく奇跡の始発点編のネタバレを含む

純文学部 Edit Edit

トリニティの部活動の一つ。
ランチ会を開き、読んだ本の感想を語り合ったり、新刊の発売情報を共有などを行っていた。*39

少女忍法帖ミチルっち Edit Edit

ミチルが運営する映像配信チャンネル。
忍術研究部の部活動で撮影した映像をアップロードして、キヴォトス中の人々に忍者のカッコよさを伝えるべく活動している。*40
しかしミチルが掲げる目標が「チャンネル登録者数100名」であることから、あまり有名なチャンネルではない様子。
2023年のエイプリルフールではブルーアーカイブの公式YouTubeチャンネルにて7本のライブ(YouTubeリンク)を行った。後に公式Twitterでアロナのお詫びが入り、ゲーム内で10回募集チケットが配布されることとなった。

公式Twitterのお詫び

情報部 Edit Edit

ゲヘナ学園の諜報活動を担っていると思われる組織。
かつてヒナが所属していた事が語られている。
イベント「~風紀委員会行政官緊急特務命令~ヒナ委員長のなつやすみっ!」01「一難去らずにまた一難」にて、イオリが情報部へ指示を出しそれに対して風紀委員のモブが返答をするという描写があることから、情報部は独立した部活動ではなく、風紀委員会の内部部門という扱いだと思われる。

所確幸(しょかっこう) Edit Edit

有せずともかなせを探す集い」の通称。リーダーはデカルト
ただし統率は全くと言っていいほどとれておらず、戦闘力もあまりない。
元ネタは作家村上春樹の造語「小確幸(しょうかっこう)」(小さいけれど確かな幸せ)だと思われる。
日本よりも台湾、中国、韓国などで有名な言葉らしい。

私立ネフティス中学校 Edit Edit

かつてアビドスに存在していた、セイント・ネフティス傘下の中学校。
ネフティスの幹部候補生用のエリート校だった模様。
アビドスの砂漠化に伴う生徒数の減少によって、ノノミの卒業後に廃校となった。

シロ&クロ Edit Edit

廃墟となったスランピアに現れる、ミメシスによって顕現した存在。シロは巨大な球に乗った短髪のネズミのような姿をしており、クロは帽子を被った長髪のカラスのような姿をしている。
元は廃棄されたスランピアのアミューズドールだったようで、マエストロによると、人々の「幸せ」や「歓喜」といった感情の残滓が宿った結果生まれたらしい。
総力戦や大決戦で戦うボスの一体で、シロ戦の後にクロ戦を行うという2体で1体扱いの珍しいボス(ただし、前半戦、後半戦という形式で分かれているボスはかなり多い)。
過去の華やかだった頃のスランピアのパレードを再現しようとしているらしく、使用するスキル名はいずれも「!」マークが多用されている。
シロは撃破されると球から落ちてしまい、クロは撃破時にカラスが集ってきてどこかへと運び去られていく。

新素材開発部 Edit Edit

ミレニアムの部活動の一つ。「柔らかセメント」などのユニークな素材を開発した。*41
詳細は(モモイが途中でディスプレイを破壊したため)不明だが、ミレニアムプライスの1位を獲得するなど実力のある部活と思われる。

神名文字(しんめいもじ) Edit Edit

生徒の強化に使うアイテム。ソシャゲで見られる欠片システムに該当する要素で、生徒の星上げ、固有武器の強化に使う。
また、恒常ガチャから排出される生徒ならば、神名文字を一定数集めれば未入手でも神名文字と引き換えに入手が可能となる。
アイテムの説明欄では「[生徒名]の神秘が詰まった神名文字。」と記載されているが具体的な詳細は不明。
読み方は生放送などでの運営スタッフの読み方より。

水晶埴輪 Edit Edit

オーパーツの一つ。
言わずと知れた古墳時代の日本特有の土器。その中でももっとも有名だろう腕を曲げぼ~ッとした表情の人型埴輪。
ただ、普通の埴輪ではオーパーツと呼べるほどの代物ではないので、本作ではピンク色の水晶で作成されている。オーパーツとして有名な水晶ドクロと合わせた架空のオーパーツだと思われる。
ちなみに水晶ドクロは21世紀に入ってからの調査でダイヤモンド研磨剤などを使用した加工跡があり、近代のものであることが判明している。
ユーザーの間では、その色と形状からとある大人向け製品扱いされることがある。
ハナコ(水着)は勝利モーションで意味深に抱えているが、本人曰く「ただの水風船」とのこと。また、ノーマルスキルのモーションでは敵に投擲している。

スケバン Edit Edit

不良の女子生徒。「スケ(女)」の「番長」。長いスカート、マスク、革グローブなどを装備している。
「下駄をはいた番長」と共に絶滅し、この21世紀において実物を目撃した人はいないとされている。
90年代に大量発生したギャルによって生息地を追われたらしいが、キヴォトスでは絶滅したはずのスケバンが多数存在。
夏イベントに登場した水着姿がやけにエロいと評する先生もいる。
イベント「どたばたシスターと古書館の魔術師」では成績不振などで困窮、ホームレス化し、やむを得ず犯罪に手を染めているスケバンがいるなど、キヴォトスにおける貧困層であることが示されている。

スズメ亭 Edit Edit

スズメの女将が一人で切り盛りしている昔ながらの食堂。
ニャオフードとのフランチャイズ契約を断った事で廃業を迫られていた。

魑魅一座(すだまいちざ)・気まぐれ流 Edit Edit

昔から百鬼夜行で問題を起こしている一団。魑魅一座の中でも特に好戦的。
百鬼夜行の伝統的なお祭り以外は認めず禁止しようとしたり、毎月のようにお祭り商品券要求するなど、
お祭りを自分たちの好きなように楽しもうとするお祭り強硬派。

魑魅一座(すだまいちざ)・路上流 Edit Edit

昔から百鬼夜行で問題を起こしている一団。
百夜ノ春ノ桜花祭を中止に追い込もうと妨害活動を仕掛けてきた。*42
また、メインストーリーVol.5では百鬼夜行灯籠祭の開催に乗じて騒ぎを起こし、ナグサに撃退されていた。
アラタがリーダーと言われているが、路上流全体のリーダーなのか、路上流内の一派閥のリーダーなのかは不明。

スモモ Edit Edit

いわゆるSuicaのような交通系ICカード。
後にスモモという名の生徒も登場しているが特に関係はない…と思われる。

スランピア Edit Edit

元々はモモグループが「ユートピア」という名前で建設したテーマパーク。経営不振で廃業したため、現在は廃墟となっている。
電気の通っていない遊具が夜になると動き出す、近づいた生徒が行方不明になるなどの奇妙な噂が広まっている。
補習授業部の第1回水着パーティーでもスランピアと思わしき潰れたアミューズメントパークについての話題が挙がっている。
総力戦や大決戦では、ゴズやシロとクロとの戦闘の舞台となる。

生活安全局 Edit Edit

ヴァルキューレ警察学校の部門の一つ。
主な業務は迷子の案内や交通整理などの日常生活に関する問題対応で、犯罪者の取り締まりには直接関わらない。
ただし地下鉄などの公共交通機関を妨害する市民に対して、一時拘束できる権限は持っている。
人数は多くないらしく、装備は貧弱でヴァルキューレ内外でも軽視されがち。
カルバノグの兎編1章では公安局長カンナから「平和ボケ」や「寄せ集め」と評されていた。
政治的思惑からもっとも縁遠い部署である特性を活かし、時折意外な活躍を見せる。

生活健康部 Edit Edit

ミレニアムサイエンススクールの部活の一つ。
モモイ曰く「合法的な人体実験で、体質改善を目指す真っ当な部活」*43

正義実現委員会 Edit Edit

トリニティの治安を守る実動部隊。ツルギを筆頭とし、生徒会『ティーパーティー』の指令で動いている。
赤と黒のスケバンのような制服が目印。
正義感は強いが、悪党を人質ごと破壊し尽くすなどツルギが巻き起こす被害は甚大。
トリニティのお嬢様とは空気が違いすぎるせいか、いまいち周囲とは馴染めていないらしい。

『誠実なるメイド・リザードマン』 Edit Edit

モモイ(メイド)の絆ストーリー2話で言及される小説。
有名ゲームのスピンオフ小説で、評判らしい。同ゲームはモモイが出す「リザードマンの葡萄ジュース」(飲むと毒が効かなくなり、水中呼吸可能になる)の元ネタなのだとか。

元ネタは、オープンワールドRPGの金字塔The Elder Scrollsシリーズにゲーム内戯曲として登場する『アルゴニアンの侍女』と思われる。
アルゴニアン=作中のリザードマン種族で、種族特性として毒耐性を持ち、水中呼吸可能。
「リザードマンのメイドさんが、ご主人様の大きな槍を一晩中かけてピカピカに掃除するように命じられる」という、想像の余地が大きいストーリーなことから、シリーズ屈指の名書籍として有名。

聖テレサ総合病院 Edit Edit

キヴォトスにある総合病院。*44
救護騎士団の生徒がお手伝いとして派遣されることもある模様。

生徒会 Edit Edit

各学園自治区を統治している行政組織で学園ごとに呼称が異なる(ミレニアムはセミナー、トリニティはティーパーティー)。
百鬼夜行連合学院のように正式な生徒会が存在しない自治区もある。

健全に運営されている学園ならば、自治区の土地の所有権および警察権と、法的にも強力な権限をもっている。
アビドスのように廃校同然であっても無碍にできず、カイザーコーポレーションも法的に生徒会が存在している間は合法的な手段でしか蚕食できなかった模様。

他校の自治権を侵害するのはかなりタブー行為であり、オデュッセイア海洋高等学校の所有する「ゴールデンフリース号」にミレニアムのC&Cのメンバーが潜入する際もユウカは隠密行動を念押ししている。
ただし、在学生にとっては絶対不可侵の存在というわけではなく、生徒会のやり方に反意をとなえた在校部活との武力抗争に及ぶ場合もある。
レッドウィンターでは生徒会側が敗北することもあり、頻繁にクーデターが繰り返されている(ただし最終的には生徒会が元の立ち位置に納まる)。

生徒会の谷 Edit Edit

アビドス砂漠に存在する、数百年前のアビドス生徒会が建てた展示館のようなもの……だった場所。
元ネタは古代エジプト新王国時代の墓場、王家の谷。
紀元前16世紀から紀元前11世紀にかけて多くの王族や貴族が葬られ、ツタンカーメンの墓もここで発見された。

Vol.1 対策委員会編 3章のネタバレ含む

セイント・ネフティス Edit Edit

繁栄していた頃のアビドスに存在していた土着企業。ネフティスグループとも。
鉄道の運営を行っていたが、砂漠化が進む中でそこにインフラを敷こうと砂漠横断鉄道の建設を押し進めた結果、アビドスが衰退する要因の一つとなってしまった。
また、砂漠横断鉄道の建設時にはビナーと幾度となく遭遇したという。
そのため現在ではアビドスから撤退しており、ハイランダー鉄道学園と企業提携している。
ちなみにノノミが首から下げている黒いカード入れには「SAINT NEPTHYS」と文字が入っており、後にノノミの実家が運営している企業であると明かされた。

なおネフティスはエジプト神話における葬祭の女神で、兄セトの妻。
兄オシリスとの浮気してできた子がアヌビスで、ホルスの乳母でもある。
また祭りの神でもあり、その儀式ではたくさんビールを飲むことになっていたらしい。

セミナー Edit Edit

ミレニアムサイエンススクール生徒会の呼称。
ミレニアムタワーの最上階を専用スペースとして使用している。
初期キャラのユウカはここの会計であり、ノアは書記。C&Cのカリンも元はセミナーの保安部員だった。
生徒会長をリオが務める。
ミレニアムの前身ともいえる組織で、元々は「千年難題」に立ち向かおうとした研究者の集まり。
その検証や実験のために研究組織が増え続けた結果、ミレニアムサイエンススクールが誕生した。

山海経高級中学校 Edit Edit

中華風の学校。「山海経」は「せんがいきょう」と読む。アルファベットでは「Shanhaijing」。
中国語圏の「高級中学校」とは、日本で言う高等学校に相応する。
元ネタの『山海経』とは古代中国の書物で、形式上は東アジア最古の地理志であるが、奇想天外な内容が多く、どちらかといえば地方神話・地方民話集という面が大きい。
桃源郷や錬丹術など、中国文化の中でも民話・伝説的な側面が中心的なモチーフになっているのもそのためであろう。

先生 Edit Edit

本作の主人公にしてプレイヤーの分身。一人称は「私」。
連邦捜査部「シャーレ」の担当顧問。
キヴォトスのどんな学園の自治区にも自由に出入りでき、所属・在籍校に関係なく希望する生徒をシャーレの部員として編入できる権限を持つ。
今のところ「キヴォトスの外の世界からやってきた大人」であること以外、謎に包まれている。ゲマトリアの黒服曰く「我々と同じ、キヴォトスにおいて不可解な存在」。
ただし、銃で撃たれても痛いだけで済むキヴォトスの生徒とは異なり、撃たれれば命に関わるほどに脆弱であり、現実世界の我々とほぼ変わりない。
生徒達はBD(ブルーレイディスク)で映像学習を行っているため、先生が直接授業をすることはほとんどなく、もっぱらシャーレでのデスクワークと各地のトラブル解決に追われている。

教職者としては問題だらけのセクハラ行為や、過労死寸前のデスクワークなど日々の素行が目立つが、生徒の夢を尊重したり、敵側のチンピラを慰めてあげたりと、相手が生徒である限り、先生としての本懐はキッチリと果たしている。
年齢・性別は不明であり、選択肢の台詞も男女どちらとも取れる口調である。

シナリオライターのisakusan(本名Yang Juyoung)は、プレイヤーが自身と主人公を重ね合わせられるように、あえて先生の年齢・性別を不明のままにしていると説明している。*45
容姿については、アロナが描いた幼稚園児レベルの似顔絵が存在するが、これだけを見る限りでは、顔は前髪が大きく後退した人間のおじさん、頭身は2頭身未満で、はっきり言って妖怪か何かである。*46
先生はアロナの似顔絵の出来に不満を表明しているので、流石にアロナの似顔絵そのままという訳ではなさそうだが……。
なお、アンソロジーやスピンオフ作品では作者が思い描くそれぞれの先生の顔で描かれているが、よほどアロナの似顔絵のインパクトが強かったのか、胴体までアロナの似顔絵そのまんまの小動物になっていたり、頭だけが似顔絵と同様だったり、普通の人間の頭の顔の部分に似顔絵の紙を貼り付けていたりと細部は異なるが、二次創作やファンアートではアロナの似顔絵そのままに描かれることも多い。
便利屋スピンオフの眼鏡を掛けているのが便利屋先生、開発部スピンオフのマッチョなのが開発部先生、アニメ版の優男がアニメ先生、アロナの似顔絵が原作先生などと呼ばれている。

全知 Edit Edit

ミレニアムの学位の一つ。
ミレニアムの歴史でこの学位を取得できたのはヒマリを含め、三人しかいない。
ただし、この学位について言及しているのはヒマリのみであり、本当に実在する学位なのかは若干怪しい部分がある。

千年難題 Edit Edit

ミレニアムサイエンススクール誕生の発端となった「今の技術では解けない7つの難題」のこと。
ミレニアムで行われる様々な研究はどれも「7つの難題」に繋がるかもしれない過程であり手段。
その「可能性」に繋がるかもしれないのであれば、全ての思考や実験は肯定されるべきであるという理念がある。

元ネタは数学界において重要かつ非常に難問とされ、アメリカのクレイ数学研究所によって100万ドルの懸賞金がかけられているミレニアム懸賞問題だと思われる。
2000年に7つセットで発表され、2024年時点でも6つが未解決である。
ちなみにミレニアム(英:millennium)はラテン語由来で1000年を意味し、また世紀(百年紀)のように西暦を1000年ごとに区切った千年紀のこともこう呼ぶ。
2000年の「ミレニアムイヤー」の盛り上がりを記憶している先生もいるだろう。

捜査局 Edit Edit

ヴァルキューレ警察学校の部門の一つ。

即席爆発装置(IED) Edit Edit

Improvised Explosive Device
簡易手製爆弾のこと。主に正規の爆弾を入手できないテロリストやゲリラが制作、運用する。
手榴弾のように投擲するものから地雷のような設置して使うものまで様々で、大規模なものは装甲車や戦車すら破壊するという。

た行 Edit Edit

退学 Edit Edit

行為そのものは現実と同じで自主的または学校からの処分で学籍を削除し、学生の身分を失うことである。
しかし、本作では学校=国家のようなものである関係上、現実の退学よりもはるかに扱いが重く、いわば社会から完全にドロップアウトするという意味を含んでいる可能性がある。

第一回公会議 Edit Edit

かつてトリニティの前身である数多の分派が紛争を起こしていた時代に開かれた会議。
この会議を経て分派が纏まり、現在のトリニティ総合学園が生まれた。
元ネタは、三位一体(トリニティ)の確立とアリウス派の追放が行われていることから、325年にローマ帝国の都市ニカイア(現在のトルコのイズニク)で開催されたキリスト教の公会議、第1回ニカイア公会議のことと思われる。
Vol.3 エデン条約編3章では、エデン条約の調印式が第一回公会議の行われた古聖堂で行われることとなった。

第二回公会議 Edit Edit

二度目の公会議で、詳細は不明だが、ハナコによれば"Gaudium et Spes"(「喜びと希望」)という標語が関わる会議だったらしい。*47
元ネタは1962年から1965年にかけてバチカン市国で開かれた第2回バチカン公会議と思われる。
"Gaudium et Spes"とは同会議で採択された『現代世界憲章』の冒頭部であり、その通称としても用いられる。

ダイエット部 Edit Edit

ミレニアムサイエンススクールの部活の一つ。
モモイ曰く「食事制限や運動をしないで、科学的な方法で体づくりをすることを目的とした健全な部活」*48

対策委員会 Edit Edit

正式名称はアビドス廃校対策委員会。
部員数は5名で、廃校を食い止めるため奮闘している。
委員長は小鳥遊ホシノが務めている。
使用している教室は元々は学園祭事務局のもの。
砂祭りが開催されなくなって、長らく空き教室だった模様。
世界観紹介 (Twitter)

黄昏 Edit Edit

Vol.5 百花繚乱編 1章のネタバレを含む

黄昏の寺院 Edit Edit

百鬼夜行最北端の大雪原にある寺院。
ナグサによると、既に解体されて今ではもう無くなっているらしい。

たのしいバナナとり Edit Edit

ユメが生前使っていたメモ帳。
表には剥かれたバナナの皮から顔を出す白い鳥が描かれている。
ユメのモチーフを考えるとイラストの元ネタは、引き裂かれたオシリス神の遺体のうち魚に食べられてしまい繋ぎ合わされなかったとされる"アレ"か。

知識解放戦線 Edit Edit

レッドウィンターの部活動の一つ。
本が好きすぎるあまり、認可されていない不法な書籍まで手に入れようとする本の虫の集まりである。
レッドウィンターの中でも3本の指に入るほどの生徒数を有している大きな部活で、丘の上にある図書館を拠点としている。

中空十二面体 Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタは西洋の西暦1~4世紀頃のローマ帝国圏内のガリア地域で発掘された石や青銅で作られた穴の開いた十二面体の人造物。
文献にこれに言及した記録が残っておらず、形状から用途を類推できないためオーパーツとされている。
照明、測量器具のような日用品から魔術、占いの儀式用具とと言った説があるが納得の行く仮説は現在のところ出ていない。
同時期に実装されたオーパーツに黄金の糸があるため、編み物用具説を採用したと思われる。

中国版 Edit Edit

ブルーアーカイブの海外版の一種。言語は簡体中国語。
運営会社は日本版の運営を行っているYostarの子会社である上海星啸网络科技有限公司(Shanghai Yostar)。
2023年4月3日から事前登録受付を開始しており、2023年8月に登録者300万人を超えた状態で配信開始。
ゲーム外コンテンツに中国版独自のものがある点はグローバル版と同じ。
一方でグローバル版と異なり、音声は日本語と中国語の2か国語となり、かつメインストーリーの中国語版は全編フルボイスとなっている。また公式HPは日本からも閲覧可能。
さらに、一部のキャラは立ち絵が修正されている(胸が小さくなる、露出度が減る、ヘイローのデザインが簡素なものになるなど)。

調停室 Edit Edit

連邦生徒会の行政委員会の一つ。岩櫃アユムが室長を務めることから七神リン支持派の代表格となっており、今のところ大きな揉め事を起こしたことはない。

超無敵鉄甲「虎丸(とらまる) Edit Edit

万魔殿が保有するTiger I重戦車。操縦指揮は戦車長イロハが務める。
いついかなる時も「巡回中」の札を砲身に提げ、戦車長の要請とあらば他校自治区の建物内にまで出動し、橋がなければ主砲の反動を利用して空をも跳ぶ。
なお、その子供っぽいネーミングに関しては戦車長からの評は芳しくない。おそらくマコトが嬉々として名付けたのであろう。
「……名前恥ずかしいですね」
イブキの実装により、長らくPVやイベントのみの表現だったイロハとイブキの同乗が、戦闘において再現可能になった。

チンピラ Edit Edit

本作の敵キャラの一種でやられ役。
80年代の不良ファッションに身を包み周囲を威圧したり、強盗などの迷惑行為をして荒らし回っている。
自身が弱いことを自覚しているのか、自警団の警邏を避けて犯行を行っているので考えなしに暴れている訳ではないようだ。

通功の古聖堂 Edit Edit

かつて第一回公会議が行われた建物。
長い間廃墟として放置されていたが、エデン条約調印式の会場に決まったことで大々的な修理が行われた。
ただし修理が済んだのは調印式に使う場所のみで他は廃墟のまま。
地下には数十キロに及ぶカタコンベ(地下墓地)が存在するという噂があり、第一回公会議の記録でも「終わりが見えないほど」と書かれている。
条約調印の直前、アリウスの放った巡航ミサイルによって爆破されてしまった。

ティーパーティー Edit Edit

トリニティの生徒会にして最高組織。直訳すると「お茶会」。
トリニティ総合学園が生まれる前、パテル、フィリウス、サンクトゥスという三つの学園が中心となって紛争解決のために開かれたティーパーティーが由来。

生徒会長は「ホスト」と呼ばれ、各派閥の代表たちが順番で務める。現在の代表はミカナギサセイア
正義実現委員会直属の上位組織にあたり、命令できる権力を持っている。

基本的には治安と学生のために動くが、慎重派であるがゆえに他校の問題などには積極的に介入しない。
L118 105mm榴弾砲を保有しており、射撃の野外授業も行なっている。

ディビジョンシステム Edit Edit

正式名称はDivi:Sion System。
ミレニアム郊外の廃墟にある閉鎖された軍需工場で無限の軍隊を生産していたAI。
デカグラマトンの接触を受け、預言者の一体「ケセド」へと変貌した。
G.Bibleのデータをインストールした際のコンピューターにも表示されており、アリスの出生にも関わりがあるようだが…。

テイルズ・サガ・クロニクル Edit Edit

ゲーム開発部が開発した「今年のクソゲーランキング1位」に輝いたRPG。
インターネット上のレビュー曰く「プレイしたゲームの中でダントツで絶望的」「何が足りないか数えたらキリがない」「一番足りていないのは正気」。
シナリオ上で断片的に語られる内容から察するに、たけしの挑戦状、摩訶摩訶やシャドウゲイトのようなバカゲー、理不尽ゲーの類だと思われる。

VRすら古いとされるキヴォトスにおいて、古典とも言って差し支えない昭和レトロゲー風味のゲームはさぞ衝撃的だったと思われる。
もっとも、クソゲー愛好家にとってはたまらない代物だったのか、続編がアップロードされた際のネット上の反応は悪くはなかった。

デカグラマトン Edit Edit

DECAGRAMMATON。
新たな神を創り出さんとした研究者達によって生み出された人工知能。
神を研究し、存在が証明できれば、その構造を分析・再現可能であるとの理論のもと設計された対・絶対者自立型分析システム。

研究機関が朽ち果て、自らの存在が忘れ去られた後も己に課せられた任務を遂行し続け、長きに渡る思考の末、遂に神の再現に至る解を見出した。
そして己を「音にならない聖なる十の言葉」神聖十文字(デカグラマトン)と称し、セフィラにある10の名を与えた10体の預言者を生み出した。
自らに課せられた使命、神へと至るその道程を終えるために。
デカはギリシャ語で数字の10を意味する。

長らく謎に包まれた存在であったが、特殊作戦 デカグラマトン編にて本体が登場した。→デカグラマトン
世界観紹介 (Twitter)

デカグラマトンの預言者 Edit Edit

デカグラマトンの接触を受け、その信奉者と化してしまった10体のAI。
それぞれが「生命の樹」にある10のセフィラの名を冠する。
取り込まれているわけでも強制的に命令を受けているわけでもなく、自律的に行動しながらデカグラマトンを崇拝している。
AIだが各自が固有のヘイローを持つ。

現在判明している預言者は
1:ケテル
2:コクマー
3:ビナー
4:ケセド
5:ゲブラ
6:
7:
8:ホド
9:
10:マルクト
元ネタのセフィラの通りであれば残りは6番目:ティファレト、7番目:ネツァク、9番目:イェソドとなる。

デコボコヘルメット団 Edit Edit

ヘルメット団の派閥のひとつ。
トリニティ所属の生徒を誘拐し身代金交渉を持ちかけたところ、ツルギによって「飲み物の缶をぺちゃんこに潰したみたいに」された。*49

桃源郷 Edit Edit

山海経にあるかなり有名なお茶屋さん。
山海経の生徒たちが食後のカフェの様に利用している。
シュン曰く「百鬼夜行の百夜堂ほど有名ではないが、お茶の味と香りについては負けていないと思う」。

トーテムポール Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタは言うまでもなくアメリカ先住民が作った柱状のオブジェ。
ちなみに実際は別にオーパーツでもなんでもない。
強いて言うなら18世紀以前のものが残存、出土しないと言う点が考古学上のミステリー。
日本では小中学校で卒業制作などで建てられたものを見たことのあると言う人も多い。

特異現象捜査部 Edit Edit

ミレニアムの部活の一つ。
ミレニアム生徒会長リオが作ったセミナー傘下の特務組織で、科学的に解明しがたいとされる現象の追跡・研究を目的とする。
もともとの部員はエイミ一人だったが、リオの要請によりヴェリタスのヒマリが部長として加入している。

図書委員会 Edit Edit

トリニティの図書を司る委員会。委員長はウイ
キヴォトス最大の中央図書館と収蔵される本の数々を管理している。
その建物は中で遭難する生徒がいるという噂が流れるほど大きく複雑になっている*50

特効 Edit Edit

爆発・貫通・神秘と各キャラごとに備わる攻撃属性が、敵の弱点を突いた時に与えられるダメージアップを単語化したもの。
特効なしの等倍が100%の状態であり、ここから弱点属性(特効対象)を突いた時にダメージが100%アップし200%(2倍)になる。
例えば、爆発特効が0%の貫通・神秘タイプの生徒はホシノ(水着)EXスキルでバフしようと弱点を突けないため爆発特効は発動しない。
味方が軽装備エネミーへの特効を持てるようになるというスキルではないことに注意(そのため、特効倍率を上昇させるスキルの説明文では「付与」ではなく「加算」という表現が使われている)。
また、効果があるのはあくまで弱点(weak)を突いた場合のみで、1.5倍になるeffectiveには無効。振動特効を加算しても特殊装甲へのダメージは増えない。
所持している生徒についてはこちらを参照。

トラック・クラッシャー Edit Edit

エンジニア部が作り上げた晄輪大祭用の応援ロボット。
不慮の事故にも耐え得る耐久力、傾斜路の多いスタジアム内でも自由に移動できるカタピラ、無法者の起こす不測の事態に備えた武装というコンセプトで制作した結果、15mm機関砲を装備した球状の重戦車としか言えない怪物が出来上がってしまった。
晄輪大祭を中止させようとする派閥に操られたり、晄輪大祭の本番中にも暴走して競技を滅茶苦茶にするなど案の定トラブルの種になっていた。

トリニティ謝肉祭(カーニバル) Edit Edit

ティーパーティーの主催で行われる、トリニティ総合学園の文化祭。
開催前にはオープニングライブが行われる。
内容としてはポピュラーな文化祭であり、各部活ごとに出し物を行う。
また、開催期間内には「アイドルイベント」が行われ、トリニティや他学園の参加者が思い思いのパフォーマンスを披露する。

トリニティ自警団 Edit Edit

トリニティ総合学園の有志によって構成された非公認の治安組織。
正式な自治組織である正義実現委員会とは異なり、各々が独自に活動している。
トリニティの戦闘に疎い生徒や市民を他校の襲撃や犯罪から守るため、街中から街外れまで隈なく足を運んで頻繁にパトロールしている。

トリニティ総合学園 Edit Edit

規律と伝統を重んじるお嬢様学園。
真面目で善良な生徒が多く、自警団を作って生徒個人が治安維持活動を行うほど。

天使やキリスト教がモチーフとなっている生徒が多く、シスターフッドと呼ばれるシスター集団や看護師を志望する生徒達が集まる救護騎士団という組織などが存在する。
反面、世間知らずなお嬢様生徒も多く、悪徳商法の標的にされてしまうほど。
また、一部の生徒の間では陰湿なイジメ行為などが行われており、俗に言う少女漫画によくある女子学校的な様相を呈している。
粗暴な生徒が多く、悪魔がモチーフになっているゲヘナ学園とは昔から犬猿の仲にある。

元々は異なるたくさんの分派学校が「第一回公会議」を経てまとまって生まれた学園。
分派ごとの対立構造は未だ健在であり、ふとしたきっかけで噴出する可能性を残している。
音楽堂や美術館などの文化施設が多数存在し、古い施設は部活動の拠点となっている。
歴史ある学校のため、自治区内には古い遺跡が存在しているが、管理されていない場所も多く、セキュリティの穴となっている。
トリニティとはキリスト教の三位一体を意味する。
世界観紹介 (Twitter)

トリニティの走る閃光弾 Edit Edit

スズミのこと。
自家製の閃光弾を常に携帯しトリニティの安全を守るため走るスズミはまさに閃光弾そのもので、その二つ名はスケバンを震え上がらせる。

トリプルステップ Edit Edit

キヴォトスのストリートファッションブランド。Tier7装備はトリプルステップの製品と思われる。
企業ロゴはストリートバッジを参照。

トレーニング部 Edit Edit

ミレニアムの部活の一つ。部長はスミレ
ミレニアム内部のトレーニングジムを管理・運営しており、外に出ることが少なく運動不足に陥りがちなミレニアムの生徒に健康のためのトレーニングを推奨している。
ただしテンションが上がっている時のスミレには部員たちもついていけないようで、晄輪大祭の前日にスミレと共にトレーニングを行っていた部員たちは途中で逃げ出してしまった。

ドローン Edit Edit

英語でdrone。語源では雄のミツバチのことを指すが、ミリタリー界隈やブルアカでは概ね遠隔操作や自動で動く無人航空機で小型のものを指す。
生徒のEXスキルで登場し、ロケット弾をぶっ放したり回復アイテムを投下したりしている。また、火器で武装した雑魚敵も登場する。
アニメ版ではアタッカーへの弾薬の運搬や敵車両への爆薬投下、前線に出ないSPキャラの視覚代わりや交渉時の立体映像の投影など八面六臂の活躍をしている。

な行 Edit Edit

名古屋めし Edit Edit

チセがロビーでの雑談で発する単語。
この語は「愛知県名古屋市の名物料理」を指し、ユーザー間でもキヴォトスの地理を考察する上で度々話題となる。
余談だが、チセは「とり天食べた 名古屋めし」と言っているものの、実際にとり天で有名なのは大分県である。

七つの古則 Edit Edit

キヴォトスに昔から伝わる古則。エデン条約のプロローグでセイアによって語られた。

  • 二.「理解できないものを通じて、私たちは理解することができるのか」
    この問いは何を理解できるのか、という目的がないため不完全な問いだと言われている。
  • 五.「楽園に辿り着きし者の真実を、証明することはできるのか」
    「至上の満足と喜びがあると言われる楽園から外に出る者はいないはずであり、
    楽園から外に出る者(=楽園の情報を伝える者)がいるならばそこは楽園ではない」ということから、
    セイアは「楽園の存在証明に対するパラドックス」と解釈した。
  • 六.「非有の真実は真実であるか」

シナリオディレクターのisakusan2023年10月のインタビュー記事韓国語だが最終編のネタバレがあるため注意)で「古則」について、「仏教の禅宗で使われるまさにその意味」「よくわからない不思議な文章のこと」「もちろんキヴォトスの七つの古則は仏教とは関係ないのですが」と答えている。
また、メインストーリーのプロローグの一番最初、シッテムの箱へのアクセスシーンでは「ジェリコの古則」という本文とともに画面下部には "KOAN OF JERICHO" と表示される。Wikipediaの「公案」にあるように「公案」は「古則」と同様に禅問答のことを指す。
以上から、本ゲームでは「古則」はキヴォトスに古くから伝わる禅問答のような不思議な問いのことを指していると考えられる。

名もなき神 Edit Edit

Final. あまねく奇跡の始発点編のネタバレ含む

ニムルドレンズ Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタは古代アッシリアの首都ニネヴェの宮殿遺跡で発掘された紀元前8世紀頃の水晶製のレンズ。
レンズを使用した最古の記録が紀元2世紀の古代ローマ時代のためオーパーツとされるが、実際は偶然レンズの機能を持った形に研磨された装飾品の模様。
現存のものは破損やヒビがあるが、ブルアカにおいては完璧なものが存在している。

ニャオモト・フード Edit Edit

通称「ニャオフード」。会長はニャオモト・カン。
最近急速にキヴォトス全域で事業を拡大している食品会社だが、その実態は利益が最優先の悪徳企業。
傘下にフランチャイズ店「ニャオ食堂」を持つ。
グルメヘルメット団を使ってフランチャイズ契約を呑まないスズメ亭を廃業に追い込もうとしていた。
元ネタはニンジャスレイヤーに登場する主人公の仇敵(表の顔は大企業の社長)、ラオモト・カンと思われる。

忍術研究部 Edit Edit

百鬼夜行の部活の一つ。部長はミチル
正式な部活としては認可されておらず、部費も部室もないため、学内の隅にある旧校舎を無許可で使い、ひっそりと活動している。
動画チャンネル「少女忍法帖ミチルっち」で忍術を使う様子を撮影・配信することで、自分たちのような忍者の精神に共感する「忍者メイト」を探している。

当初の部員はミチルとツクヨの2人だけだったが、後にイズナが勧誘のチラシを目にして加入した。
現在は部活の正式な認可と、動画チャンネルの登録者数100人突破を目指して活動中。*51

忍ペロさんグッズ Edit Edit

渦巻映画村で販売されている忍者のキャラクターグッズ。
最初は某キャラクターのスピンオフとして始まったが、人気を博した結果一つのシリーズものとして独立した。
この業界ではそれなりによくある話らしい。
イブキとある事件の際に忍ペロさんのぬいぐるみを貰い、以来ずっと大切にしている。

ネブラディスク Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタは、ドイツで発見された、約3600年前に作られた人類最古の天文盤として知られる青銅製の円盤。
捏造がほとんどを占めるオーパーツの中でも極めて珍しい「ガチ系」オーパーツの一つ。
ブルアカにおいては、月の位相が描かれたハードディスクのプラッタのような薄い円盤。(「完全なネブラディスク」は、ハードディスクそのものに見える)

ノーマルスキル Edit Edit

(Normal Skill/NS)
戦闘開始後に経過した秒数や通常攻撃を行った回数などを条件として、戦闘中に自動で発動するスキルのこと。
効果や持続時間、発動間隔などは様々だが、コストを消費せずに発動するため有用。ただし、NSが発動した瞬間にその生徒のEXスキルを使用してしまうとせっかくのNSがキャンセルされてしまうので注意。
また「NSはEXスキル、通常攻撃は上書きしない」「経過時間が条件のNSは使用後から再使用の秒数をカウント」「攻撃回数条件は発砲の何フレームか前よりカウント」
と言った仕様があるため、これらを利用してスキル発動タイミングを調整するテクニックがある。
一部の愛用品が実装されている生徒は、愛用品をT2へと強化することでスキルの効果が高まったり新たな効果が追加されたりするので、該当する生徒を育成する場合はぜひ絆ランク20を目指そう。

は行 Edit Edit

バーゲンダッツ Edit Edit

キヴォトスで販売されているちょっとお高いアイスクリーム。ラムレーズン味、キャラメル味お餅入りなどがある。
元ネタは高級アイスのハーゲンダッツ。
アジアにおける生産拠点は日本であり輸入によるコスト増がある中国、韓国では日本の2~2.5倍の価格になるため、ちょっとどころではない高額アイスの模様。

梅花園(ばいかえん) Edit Edit

山海経にある幼児のための教育機関および、それの管理を行う部活動の名称。
園児たちはよくも悪くもキヴォトスっ子らしく、イタズラに白リン弾を持ち出すほど元気いっぱい。
そんな彼女たちを指導する教官には、ものによっては玄龍門の幹部に比肩するほどの特権が与えられている。

山海経の生徒の多くが所属にかかわらず重要視・ともすれば神聖視している機関であり、悪意ある企みに園児たちを巻き込もうものなら、普段はしのぎを削り合っている玄龍門・玄武商会の双方を敵に回す羽目になる。
玄龍門のミナはよく出入りしているのか「ミナお姉さん」と呼ばれて梅花園の園児たちに懐かれている(ただし若干振り回され気味)。

廃墟 Edit Edit

ミレニアム郊外に広がる謎の都市領域。
連邦生徒会により生徒の出入りは禁止されている。
崩壊した現代都市のような外観であり、武装したロボットが無数に徘徊している。
世界観紹介 (Twitter)
メインストーリーVol.2ではアリスが眠っていたり、とある科学の青春記録では廃墟内の機械によって御坂美琴らがキヴォトスに呼び寄せられてしまった。

バイゼリア Edit Edit

キヴォトスのファミリーレストラン。通称バイゼ。元ネタはファミリーレストランチェーン店のサイゼリヤ。

ハイランダー鉄道学園 Edit Edit

鉄道の管理とその関連教育に特化した学園。生徒は乗務員や整備士のような制服を着用している。
キヴォトス内で運行されている一部の鉄道路線を管理運営しており、他校のような独自の自治区を持たないが、管理を任された各路線がハイランダーの自治区としての役割を果たしている。
鉄道会社が鉄道沿線と駅周辺の行政権を握っていたと言う点では、南満洲鉄道附属地が実態として近いものと思われる。

ゲヘナ自治区やトリニティ自治区、D.U.などの様々な地域を繋ぐ鉄道を運行しているが、各組織が独立した権限を持っており、管理する路線の地域ごとに一つの派閥のような形になっているらしい。
組織間の軋轢もあり、生徒会相当の「中央管制センター(CCC)」と理事会がお互いを牽制している様子も描写された。
セイント・ネフティスは現在ハイランダーと業務提携を行っている。
ネフティス中学校を卒業したノノミは元々はここに入学する予定だった模様。
無法者が多い区域を担当しているためなのか、ゲヘナの路線担当の生徒は非常に荒れた口調と気質をしていた。*52

ハイランダーとは、スコットランド高地・ハイランド地方の住民。
狭義的には彼らで構成されたイギリス兵のことを指し軍服で伝統的なスカート状の被服である「キルト」を使用することが著名。
因みに世界初の旅客鉄道は1830年に開業したイギリスのリバプール・アンド・マンチェスター鉄道であった。
余談だが過去に日本では1961年から1987年の間に日本国有鉄道の職員を対象とした企業内学校として大学に相当する「中央鉄道学園」が設置されており、職場から離れて勉強するものの「生徒が鉄道運営に携わる立場に居る学校」が実在している。

バスティーユの薔薇~30周年限定エディション~ Edit Edit

『バスティーユの薔薇』が発売されてから30周年を記念して100冊限定で出版された愛蔵版。
今ではキヴォトスのどこでも手に入れることができない希少本。
表紙はしっかりとした革の装丁で作られており、付録として特別短編のネームが収録されている。*53
名前の元ネタはフランス革命を題材にした少女漫画「ベルサイユのばら」。
バスティーユとはパリに存在していた牢獄でフランス革命時に起こったバスティーユ襲撃事件の舞台として有名。

破茶滅茶 Edit Edit

自称スケバン集団「破茶滅茶」。
元々別の海岸地区で活動していたが、勢力争いに負け、アラバ海岸へと拠点を移した。*54

パッシブスキル Edit Edit

(Passive Skill/PS)
攻撃力やHPなど、生徒自身のステータスを1種類(稀に2種類)、戦闘開始時に永続的に強化するスキルのこと。
初期状態では対象となるステータスを割合で強化するだけだが、神秘解放を繰り返し固有武器を★2まで強化するとPS+へと変化し、対象ステータス固定値加算が加わる。
一部の生徒はPSとPS+とで強化されるステータスが異なる場合があるのだが、同一ステータスが強化される場合の伸びしろはかなりのもので、高難易度攻略時の目安となることが多い。

ハブ(hub) Edit Edit

ミレニアムの歴史と共に発展してきた超高性能演算機関。
ミレニアムの技術の結晶と言っても過言ではないほどの傑作のひとつ。
しかし、デカグラマトンによるハッキングにはわずか0.00000031秒しか耐えることができず、接触を受けた結果、預言者の一体「ホド」へと変貌してしまった。*55

春葉原 Edit Edit

キヴォトスにある電気街。*56

名前の元ネタは秋葉原。余談ながらチセのホーム会話によると、名古屋の存在が示唆されているが、キヴォトスにおいて現実に実在する地名との差異があるかは不明。
スケジュールのロケーション元ネタ考察

  • 春葉原駅→秋葉原駅
    余談だが「秋葉原」にはもともと決まった読み方がなく、「あきばはら」「あきはばら」「あきばのはら」「あきばがはら」「あきはっぱら」などと様々に呼ばれていた。
    「あきはばら」の読みが定着したのは、当駅が出来て以降である。
  • Kinds!→肉の万世? 万世→万→多種多様→Kinds(「種類」の複数形)という変化だろうか?
  • 春葉原マルチメディアセンター→ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba
  • 春葉原電気街→秋葉原電気街
  • ビデオ会館→ラジオ会館
  • 春葉原クロスフィールド→秋葉原クロスフィールド
  • まんどれいくコンプレックス→まんだらけコンプレックス
  • メイドカフェ・キャンディキャンディ→メイドカフェHoneyHoney?
    ただしハニハニは秋葉原店もあるものの、2006年開業の第一店舗は横浜に存在し、横浜駅周辺初のメイドカフェとして有名であるため、どちらかといえば横浜文化のイメージが強い。

ハルピュイア Edit Edit

キヴォトスのマリンスポーツブランド。生徒の装備のTier9群はハルピュイアの製品と思われる。
オデュッセイア海洋高等学校の制服の一部としても採用されている模様。
企業ロゴはこちらハルピュイア・フレキシブルバッジ
元ネタはギリシャ神話に登場する翼をもった女の姿をした怪物。ハーピーとも。

万魔殿(パンデモニウム・ソサエティー) Edit Edit

ゲヘナの生徒会に当たる組織。議長はマコト
風紀委員会に対して無理難題を要求するため、ヒナアコは辟易している。
移動手段としてLZ-129(130)に似た飛行船の他、巡回用にTiger I重戦車を保有している。
カオスな生徒の気質や議長たるマコトの信用のなさ風紀委員会との反目などから、ミレニアムやトリニティと比較すると権勢はやや劣るように見える。

名前の元ネタは恐らくジョン・ミルトン著作の叙事詩「失楽園」(1667年)に登場する万魔殿(Pandaemonium)。
地獄に下ったサタンと仲間たちの為に建てられた館、あるいは都の名前である。

ヒエロニムス Edit Edit

トリニティの地下に封印されていた「太古の教義」にまつわる存在。
マエストロの口ぶりからは、「福者」(キリスト教における聖人に次ぐ位)の地位には昇ったものの、ついには「聖人」としては扱われなかったようである。
ヒエロニムスの教義は「崇高」そのものではないが、その「神秘」と「恐怖」は崇高に似た存在であったという。
総力戦に登場する怪物ヒエロニムスは、真のヒエロニムスの教義を元にマエストロが製造した人工の天使に過ぎない(詳細は「COMMUNIO SANCTORUM」の項を参照)。

元ネタは4〜5世紀のキリスト教の聖人・神学者「聖ヒエロニムス」と思われる。
聖書のラテン語訳『ウルガータ』を著したことで著名であり、ブルアカでも「vanitas vanitatum」(「全ては虚しいものである」)など彼によるラテン語訳がたびたび引用されている。
史実では疑いなく以降の西洋文明に最も大きな影響を与えた聖人・神学者・翻訳家の一人だが、ブルアカの世界ではなぜ福者にまでしか昇れなかったのか、なぜその教えが封印されていたのかは不明。

美食研究会 Edit Edit

ハルナが率いている食いしん坊集団。ゲヘナでも特に問題を起こしているアウトロー。
モットーは「EAT OR DIE」(喰うか死か)。
食堂での盗み食いから、「からあげにレモンを付けてくれなかった」という理由での食堂を爆破するなど、給食部にとっては天災のような存在。
世間からはテロリスト集団として認知されているが、食に対する探求精神は本物。
サブシナリオがぶっちぎりで長い。さらには他所のサブシナリオやイベント、メインシナリオにもしょっちゅう顔を出す。
公式アニメPVでは飲食禁止の張り紙が貼られた廊下で食べており、風紀委員から容赦なく攻撃されている。
給食部のフウカがその活動の犠牲になることも多い。
世界観紹介 (Twitter)

びしょびしょヘルメット団 Edit Edit

ヘルメット団の分派のひとつ。海辺の問題児集団。
アラバ海岸のホテル近くのスラム街を拠点としている。*57

ビッグシスター Edit Edit

ミレニアムのセミナー会長であるリオのあだ名。
元ネタはジョージ・オーウェル作の監視社会を描いたSF小説「1984年」において、国民のすべてを監視し国を支配しているとされる存在「ビッグ・ブラザー」から。

ビナー Edit Edit

BINAH。デカグラマトン3番目の預言者。総力戦ボスの一体。
パスは理解を通じた結合。異名は「違いを痛感する静観の理解者」。
地中を移動する能力を持ち、口部からのレーザーと背部からのミサイルを主武装とする。
数十年前からアビドス自治区を中心に出没しているらしいが、目的、動力、デカグラマトン接触前は如何なる存在であったのか等、全てが不明で謎が多い。

総力戦で最初に実装されたボスということもあってギミックもないストレートな性能をしており、他の総力戦ボスよりも比較的倒しやすいことからプレイヤーからはネタ扱いされることも多かった。
それが公式にも飛び火し、ショートアニメで出番があったり公式イベントで描かれることが多いなど、総力戦ボスの中では飛び抜けてゲーム外の露出が多い。
しかし、難易度Tormentにおいては強さが大幅に向上し、忘れられていた「弱いのはミサイルも砂嵐も封殺できたから」「防御デバフが足りないとマトモに削れない」という脅威を遺憾なく発揮する。

特殊作戦調査データ

さらばだ…

ヒノム火山 Edit Edit

ゲヘナにある火山。
熱く過酷な環境であり、過去に風紀委員の夏季訓練も行われたこともある。*58

ヒノム、あるいはヒンノムはエルサレム近くの谷の名前である。ゲヘナ学園の項参照。

百蓮(ひゃくれん) Edit Edit

百花繚乱紛争調停委員会の委員長が持つ、委員長の「証」である銃。
ユカリによると「幽霊を捕らえることができる」とのことだったが、実際は「怪書」を持つ人物や「怪談」への唯一の攻撃手段であった。

持ち主の変遷(Vol.5 百花繚乱編 1章のネタバレを含む)

百花繚乱継承戦 Edit Edit

百花繚乱紛争調停委員会において採用されている制度。
肩書に見合わない者が上にいると幹部クラスが判断した場合、委員会のメンバーであれば誰でも「継承戦」を申し込んで勝利すればその座を奪うことができる、というもの。早い話が下克上。
ただし、継承戦を行うには最低2名以上の承認を得ねばならず、公平さを示すために百花繚乱の幹部が1人と百花繚乱以外の立会人1人が必要となる。
ちなみに、ニヤによると継承戦には代々陰陽部が立ち会ってきたらしい。
メインストーリーVol.5の1章ではユカリが百花繚乱の解散令を覆そうと、委員長代理だが席を空けているナグサに対して申し込もうとしていた。

Vol.5 百花繚乱編 1章のネタバレを含む

百花繚乱紛争調停委員会 Edit Edit

百鬼夜行の委員会の一つ。調停者であり、均衡者。
「百鬼夜行連合学院」がまだ連合ではなく自治区に分かれて争っていた時代に、大預言者「クズノハ」が設立し、紛争を調停したという逸話がある。

百鬼夜行における生徒会の立場は陰陽部が実質的に担っているが、百花繚乱は三大自治区における正義実現委員会・風紀委員会・C&Cのように、生徒会(陰陽部)の直下で実力行使を担う、治安維持組織の役目を担っている。
現在は委員長のアヤメと副委員長のナグサが共に行方知れずとなっているため、実質的に活動停止状態となっている。

百鬼夜行渦巻映画村 Edit Edit

百鬼夜行にあるテーマパーク。
名前の元ネタは、おそらく「太秦(うずまさ)映画村」とNARUTOの主人公「うずまきナルト」から。
和楽姫や忍者屋敷など様々なイベントやアトラクションが体験できる。
百鬼夜行とゲヘナが行った交流会の舞台になった。*59

百鬼夜行感謝祭 Edit Edit

百鬼夜行で行われる、陰陽部主催のお祭り。
伝統的な公演で、その名が示す通り学院に携わる人々に日頃の感謝を伝えるために行われてきた。
いつもはカホが準備を執り行っていたようだが、陰陽部のグループストーリーにおいてはチセが自ら準備を担当し、傘を使った舞踊などを披露するとともに陰陽部のニヤカホへの日頃の感謝を伝えた。

百鬼夜行燈籠祭 Edit Edit

百鬼夜行で行われる祭りの一つ。
百鬼夜行は数多の派閥間での紛争の時代を乗り越えて生まれた学院であり、その紛争の傷を癒すために、燈籠を流すことで過去の傷を洗い流して未来を願うこの祭りが生まれたとされている。
祭りのメインとしては灯籠流しと巫女による舞であり、巫女は勘解由小路家の者が務める。

何らかの事情により20年間開催されていなかったようだが、メインストーリーVol.5の1章ではシズコがこの祭りを復活させようとしている。
しかし花鳥風月部を名乗る手紙が陰陽部の元へ届いたり、また20年前の燈籠祭りにも花鳥風月部が関わっていたようだが……

百鬼夜行(ひゃっきやこう)連合学院 Edit Edit

和風・妖怪モチーフの学校。学園自治区は観光業を中心に発達している。
巫女や霊能力者、任侠者がおり、アウトローたちは天狗やオカメの面をつけている。
他の学園に比べれば自由かつ常識的で、上層部からの圧政や他校との因縁などがない民主的な自治区。その独特な環境に魅せられて他の学園から転校した者もいる。

連合という形を取っているため正式な生徒会は存在せず、「陰陽部」が形式上の取りまとめを行っているようだ。
変わり者ばかりが集まる「修行部」「お祭り運営委員会」「忍術研究部」、果てには「クロレラ観察部」や「フィットネス落語部」など、かなり特殊な部活が見られる。

自治区内の自然環境は何気にかなり複雑なようで、「ムサビの森」はヘラクレスオオカブトが生息できる*60熱帯気候と推察される一方で、雪の降り積もる山道を進まなければならない場所もある。
百鬼夜行とは妖怪の集団が深夜に徘徊する様を指す言葉。「ひゃっきやぎょう」と読む場合も。
世界観紹介 (Twitter)

ピヨスーパー Edit Edit

ゲヘナ学園に食材を卸しているスーパー。
3rdPVでも給食部の二人がピヨスーパーのロゴが入った段ボールを運んでいるのが確認できる。
フウカがスズメ亭の件を相談した際も快く引き受けてくれた。

ファイストス円盤 Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタはクレタ島南岸のファイストス宮殿で発見された円状の粘土板。
刻まれている絵文字は未だに解読されていない。

ファウスト Edit Edit

対策委員会編で闇銀行を襲撃した「覆面水着団」を束ねる、紙袋を頭に被ったリーダー。ほんのりたい焼きの香りがする。
元ネタは格闘ゲーム「GUILTY GEAR」シリーズに登場する同名のキャラクターと思われ、同じく紙袋を頭に被っている。

Vol.1 対策委員会編のネタバレを含む

Vol.3 エデン条約編のネタバレを含む

風紀委員会 Edit Edit

ゲヘナ学園の委員会。ゲヘナ学園の生徒を過激に取り締まる。
風紀委員長はヒナが務め、対デカグラマトン用の精鋭部隊を、たった3人で潰すほどの戦闘力をもっている。
しかし、ヒナ単独で戦力のおおよそ半分を占める関係上、彼女が何かしらの理由で不在、出動できない際は徒党を組んだ不良生徒にナメられる傾向がある。
また、ヒナの事務面における負荷も大きく、彼女のワーカホリック気質によって普段の業務がなんとか回っている面もある。
世界観紹介 (Twitter)

フォネティックコード Edit Edit

無線機などでアルファベットを使う際に、各アルファベットに割り当てられた単語で呼ぶ規則のこと。
例えばAならば「アルファ」Bは「ブラボー」Cは「チャーリー」といった具合。
単純にアルファベットで呼称すると、聞き間違いが発生する可能性があり(音質の悪い無線機ごしだと特に顕著)、その対策に考案された方式。
最もポピュラーなのはNATOフォネティックコード
作中でも戦闘中の目標ポイントの呼称などに使われている。また、シャーレの部室のホワイトボードにはこのフォネティックコードの対応表が貼ってあることが確認できる。

対応表

複線ドリフト Edit Edit

ハイランダー鉄道学園のノゾミヒカリが掌握する鉄道車両で使用する、敵勢力などが運転する列車の線路に覆いかぶさる形で走行の妨害をする技。
元ネタはストリート・レース漫画「頭文字D」のパロディ作品でストリート・電車レース漫画及び同人ゲーム「電車でD」に登場する同名のドリフト走行テクニック。
当初はそのドリフトテクニックを連想させる動きを見た先生たちによる自然発生的な呼称であったが、後にシナリオ内で本当に複線ドリフトという名の必殺技であることが判明。
なおその際に必殺技食らう羽目になったカイザーコーポレーションの兵士たちは生徒たちと違い衝突の衝撃でそのまま吹き飛んだ(むしろそれが普通である)
余談だが、実際に起こったらただの「泣き別れ」脱線事故である。

覆面水着団 Edit Edit

目には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道の如く魔境を行く。がモットー。
普段はアイドル、夜になると悪人を倒す正義の怪盗。スクール水着に覆面が正装。

Vol.1 対策委員会編のネタバレを含む

Vol.3 エデン条約編のネタバレを含む

構成メンバー

覆面ライダー Edit Edit

Vol.1 対策委員会編のネタバレを含む

武術研究部 Edit Edit

山海経の部活の一つ。
玄龍門のグループストーリーなどで登場。武術愛好家のレイジョとは交流があることが描かれている。
ルミからは身体を鍛えている部活として京劇部とともに名前を挙げられている。

ブラックストーン Edit Edit

キヴォトスのセキュリティー業者。
スケバンに小さな学園を襲わせ、セキュリティーサービスを契約させるというマッチポンプ的手法で事業拡大を図った。
また、ヴァルキューレの捜査が及ばないように連邦生徒会の防衛室には賄賂を渡していた。*62
元ネタは(現在は改名している)アメリカの民間軍事会社ブラックウォーターだと思われる。

ブラックマーケット Edit Edit

連邦生徒会の手も及ばない闇市場の一つ。
休学、退学した学生らが形成した区域であり、生徒会無認可の違法なサークルや闇業者が活動している。
様々な犯罪の温床となっている危険な区域だが、そこでしか出回ってないレア物を求めて、たまに一般の生徒が出入りする。
マーケットガードと呼ばれる独自の治安維持組織を持つ。

プレイランド Edit Edit

キヴォトス中央区にある屋内型遊戯施設。*63

フレデリカ・セムラ Edit Edit

昔、とある女王があまりの美味しさから一気に14人分も食べて亡くなったと言われている、伝説のスイーツ。通称「セムラの女王」。
トリニティ謝肉祭では、ティーパーティーによって学園祭オープニングライブの賞品として用意された。

セムラというのは北欧諸国において、イースターの告解の火曜日に食されていた伝統的な菓子パン。
言い伝えの元ネタは18世紀のスウェーデン国王、アドルフ・フレドリクが様々な料理を食した後に14人前のセムラを食べ、消化不良を起こし死亡したという逸話から。

ふわふわヘルメット団 Edit Edit

ヘルメット団の分派の一つ。

Vol.1 対策委員会編3章 ネタバレを含む

文化の日 Edit Edit

キヴォトスでは8月12日。*64
ミレニアムのゲーム開発部部長ユズの誕生日と同日である。
なお現実の日本の文化の日は1946年に日本国憲法が発布された11月3日で、新たな日本の誕生を記念する日である。
実は明治天皇の誕生日と同日であり、1948年までは明治維新の象徴である明治節が開催されていた。
この日に日本という国は、律令国家の日本→大日本帝国→日本国と二度生まれ変わったとも言える。
以上を考えると、キヴォトスの文化の日の元ネタは、千年王国思想(ミレニアム思想)による第一回十字軍の最後の戦い「アスカロンの戦い」がカトリック勝利で終結し、
新たな千年王国(神が地上を直接支配する王国)の中心としてエルサレム王国が建国された1099年8月12日か。
(ユズの誕生日なので、歴史・宗教ネタではなく、なにかのゲームネタかもしれないが…)

ヘイロー Edit Edit

キヴォトスで生活する全ての生徒の頭の上に浮かんでいる光輪。
悪魔や妖怪がモチーフであろうと生徒であれば必ず付いており、個人によって形状が違う。
生徒以外では例外的に機械であるデカグラマトンの預言者たちもヘイローを持っているが、理由や詳細は不明。

スケバンやチンピラ、カイテンジャーなどのモブキャラクターの生徒の頭上にもちゃんとあるが、獣人やロボットなどの一般住民にはない。
触れられず、物理的な質量もないため、ホログラムに近いような性質をもつものと考えてよい。*65
初代シナリオディレクターによれば、設定上は、寝ていたり意識がない時には消えているという。*66

実際、メインPVでは起床したシロコの頭上にふっと自然にヘイローが出現する場面が描かれている他、カフェで熟睡している生徒の頭上にヘイローがなかったり寝落ちした瞬間にヘイローが消滅したりもする。
一方で立ちながら寝ているツバキには常時付いており、ロード画面に現れる半睡状態(寝ながら答えている状態)のホシノにもヘイローが描かれていたりするため、どのラインで消えるのかはっきりとしたところは不明。

また、生徒はヘイローがあることは認識しているが、生徒によって形が違うことは認識していないと、キム・ヨンハPDから明かされた。*67

このことは、イベント『ネバーランドでつかまえて』にてシュンが幼児化した際、ヘイローが共通しているにもかかわらず本人であると特定されなかったことや、
メインストーリーVol.1で、アビドスの生徒たちがヘイローが隠れないような覆面をして銀行強盗を行ったことと整合性がとれている。
また、コラボイベント『とある科学の青春記録』1話でキヴォトスに来た御坂美琴が「みんなして(中略)頭の上にはなにか浮かべてるし」と語っており、生徒が「ヘイローがあること」自体は認識できていることとも整合性は取れている。

なおヘイロー(Halo)は物体を丸く覆うような光や光輪を広く指す言葉で、気象や天文ではハロ、ハローともいう。
いわゆる天使の輪っかや聖人の周囲に描かれる後光もヘイローと呼ばれる。
ちなみに、神聖さや威厳を表すための後光や光輪の表現は、キリスト教成立以前からあるかなり歴史の古いもの。

ところで、キヴォトスの上空にもヘイローのような光輪が浮かんでいるが、
グローバル版Twitter(現:X)の世界観紹介では「Ring of Light」(光の環)という名で紹介されている。
曰く、起源不明で都市のどこからでも見える、キヴォトスの上空を照らす大きなヘイロー*68、とのこと。

Vol.3 エデン条約編 ネタバレを含む

ヘラクレスオオカブト Edit Edit

百鬼夜行の「ムサビの森」に棲息しているというカブトムシ。*70
詳細は一切不明だが、現実世界における「ヘラクレスオオカブト」と全く同じ名称のカブトムシであるのみならず、
カエデの反応を見るに、これまた現実世界と同様に大人気のカブトムシである模様。
ただ、何気なく登場したこのカブトムシの存在によって命名的に現実におけるギリシャ神話における「ヘラクレス」の存在が(キヴォトスでも神話上の英雄であるかは別にして)示唆されうるほか、
そもそもこれが現実と同じヘラクレスオオカブトならばムサビの森周辺の自然環境も現実のヘラクレスオオカブトが生息する中央~南アメリカの熱帯雲霧林に相当するはずである等、
地味にキヴォトスにおける神話体系や自然環境といった世界観を考察するにあたり重要なヒントになっている…かもしれない。

ヘルメット団 Edit Edit

キヴォトス各地を騒がせている、ヘルメットを被った荒くれ者の集団。
数多くの分派があり、暴力や略奪も厭わない気風だが、時には傭兵のように他者の下で動くこともある。

七囚人の脱獄を契機に組織力を強化することになり、全ヘルメット団員ただしラブちゃんの部下を除くを集めた親睦会「ヘルメット団総連合会」の開催が決定。
アウトロービーチで開催された総連合会は、アクシデントに見舞われながらもアリウススクワッドの活躍により大盛況に終わったのだった。

~愉快なヘルメット団シリーズ~

ベロニカ Edit Edit

キヴォトスの有名ファッションブランド。Tier4装備の多くはベロニカのもの。
Tier4装備はトリニティの生徒が身に着けているもののようなので、ベロニカもトリニティに愛用者の多いブランドなのかもしれない。
PV5においてもトリニティ学園祭の公式パートナーとして大きく看板が出ている。
企業ロゴはベロニカの刺繍バッジを参照。
元ネタはイギリスのファッションブランド、ヴィヴィアン・ウエストウッドであろう。
名称が似ている他、トリニティ(=イギリス)で愛用されており、どちらも王権の象徴がロゴに描かれている(ベロニカは王冠+十字架、実在ブランドはオーブ+十字架)。

ペロロ様の冒険アニメ Edit Edit

ヒフミが言及しているアニメ。タイトルやヒフミが夢中になっている様子を見るにどうやらペロロが主役らしい。
仲間たちと力を合わせて悪を打ち砕き、共に苦難を乗り越え、最後にはみんな笑顔で終わるというエンディングがすごく感動的らしい(ヒフミ談)。*71

ペロロジラ Edit Edit

突如として海に現れた、巨大化したペロロ様(のようなもの)。
ゴルコンダの解釈によれば、稀有なテクストを持ちうる「記号」の変種(The Library of Lore)とされる。
「ペロロジラのぬいぐるみを輸送していた船が沈没してしまい、市場に出回ることが叶わなかった」という都市伝説が具現化した存在。
通常のペロロ様との差異は背中のトサカの有無。似たような派生キャラに恐竜の着ぐるみを着たペロロサウルスが存在し、これが混同されて「ペロロジラのぬいぐるみが見つかった」と言う勘違いがよくあるらしい。*72
元ネタは読んで字の如く、超有名な特撮怪獣「ゴジラ」。
総力戦の専用BGMのタイトルが「Oxygen Destroyer」と、直球のネーミング(簡単に説明すると、初代ゴジラを倒した超兵器)なのもポイント。

ペロロジラ VS Mr.ニコライ Edit Edit

モモフレンズの劇場版。上述の「ペロロ様の冒険アニメ」との関連性は不明。
1.5周年記念ショートアニメにて、補習授業部がショッピングモールの映画館へ観に訪れていた。*73
タイトルに『VS』と付くのは平成ゴジラシリーズの特徴である。(昭和の作品は『対』、「ミレニアム」と呼ばれる2000年以降の作品は『X』となっている)

便利屋68 Edit Edit

金さえ貰えれば何でもやるという自称アウトロー企業。ゲヘナの校則により正式な会社としては認められていない。
社長である『陸八魔アル』の陸(大字で6は陸と書く)と八から68の数字が付いている。
常に資金繰りで苦しんでおり、ゲヘナを退学したわけではないが登校はしていない模様。
風紀委員会に目をつけられているため、学校には戻れなくなっているらしい。
良くも悪くも学校というしがらみの外で自由に動けるので、成り行き(その場の雰囲気)次第では先生や他の学園への助力になってくれることも。
現在は修正されているが、アルの絆ストーリー中で『便利屋69』という表記がされているテキストがあった。誤植なのか、当初は69という名称が予定されていたが変更されたのかは不明である。
世界観紹介(Twitter)

防衛室 Edit Edit

連邦生徒会の行政委員会の一つ。ヴァルキューレ警察学校の上司にあたり、行政委員会の中における安全保障周りの業務を担当している。
カヤが室長を務め、七神リンの対抗勢力としてトップの座を狙っているが───

Vol.4 カルバノグの兎編 2章のネタバレを含む

放課後スイーツ部 Edit Edit

お嬢様学園であるトリニティの中でも、とりわけ年頃の少女らしい部活。
その名の通り、甘いデザートを食べるための集まりである。
しかし、限定スイーツの列に並んでいたら銃撃戦に巻き込まれるなど、ゆるい部活の雰囲気とはかけ離れた日常を送っている。
正義実現委員会のツルギが交流のために参加したときは接し方に戸惑ったものの、ツルギ本人は歓迎してもらえたと感じて喜んでいた。*74

補習授業部 Edit Edit

トリニティの部活動の一つ。
常設されているものではなく、特殊な事態に創設され、救済が必要な生徒たちが加入させられる。
転校してきた戦闘民族、すべてがピンク色の妄想狂、エロ本集めが趣味な元正義実現委員会と、メンバーは個性豊か。
部長は最後の良心(ただし闇市場への出入りと、覆面を被って銀行強盗を行った経験あり)阿慈谷ヒフミが務める。

当初の目的(Vol.3 エデン条約編 2章のネタバレを含む)

ホド Edit Edit

HOD。デカグラマトン8番目の預言者。総力戦ボスの一体。
パスは名誉を通じた完成。異名は「輝きに証明されし栄光」。
ミレニアムの最先端技術が込められた通信ユニットAI「ハブ」がデカグラマトンとの接触により預言者と化したもの。
8番目とかなり新しい方で、預言者となったのはごく最近であるらしい。
インベイドピラーと呼ばれる柱状の装置により周囲の機械を侵食、自身の支配下に置くことができる。
戦闘においてはCCを付与する攻撃によりホドを弱体化させながら戦うことになる。
CCを付与し続ければ攻撃を封殺できる反面、ギミック上ゾンビアタックが困難であるため、手札の救いない新人先生や背伸び攻略勢には難しいと言うバランスになっている。
また、ハイスコアを狙う場合はカヨコのNSのCC付与ガチャに賭ける必要があり、挑戦者たちがチケロスに嘆く光景が度々見られる。

特殊作戦調査データ

ホバークラフト Edit Edit

船底に高圧の空気を発生させることで水面を浮揚する船舶の一種。通称『ラブハウス』『ラブちゃんの家』。
その仕組みから制限はあるものの水陸両用の行動範囲を持ち、軍用では主に揚陸作戦に用いられる。
アビドスリゾート復旧対策委員会』にて、ジャブジャブヘルメット団の移動拠点兼切り札(ラブ隊長曰く「家」)として登場。
……が、ヘルメット団を教育というの名のもと支配下に置いたワカモによって戦力として無理やり接収された。*75
その後、連合作戦のボスとしても立ちはだかり、数多の先生によって完膚なきまでに破壊されたのは言うまでもない。
モデルはソ連製のポモルニク型エアクッション揚陸艦。モデルとは異なり本作のホバーには前部にVLSが2基設置されている。
後に総力戦ボスとしても実装されるが、トロフィーはホバークラフトではなくワカモ単体を象っている。

ま行 Edit Edit

マスコット Edit Edit

主に団体・催事などのシンボルとなる動物やキャラなどを指し、親しみやすさやを重視したものが多い。
語源とされるのはフランス語のmascotteで、「幸運をもたらす人、妖精、物」といったニュアンスで使われていた。

作中ではアリスが絆ストーリーで先生をマスコット扱いしている他、ツムギからもイベント「-ive aLIVE!」にてマスコットと評されている。
ただし、ツムギに関しては「幸運をもたらす人」というニュアンスで「マスコット」と評したものと思われる。

マナスル Edit Edit

キヴォトスのアウトドアブランド。Tier2装備がマナスルの製品。
企業ロゴはマナスルのフェルトバッジを参照。
ウタハの絆ストーリー内でプロフェッショナル向けプレミアム工具セットを製造販売していることが描写されている。*76
ちなみにマナスルとはネパールにある山で、サンスクリット語の「精霊の山」から付けられている。
元ネタはロゴからするとアメリカのアウトドアブランド、Patagonia(パタゴニア)か。

マスタードーナツ Edit Edit

キヴォトス3丁目2番街にあるドーナツ屋。
フブキによると、オールドファッションが美味しいとのこと。*77
元ネタはドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」。

麻痺した森の姫 Edit Edit

キヴォトスにおける古典劇の一つ。
内容としては題名の通り、麻痺した姫を王子が救うという王道な物語である模様。とはいえ、原作通りに演じるとなると姫役が火の輪くぐりをしたり、銃弾を避ける場面もあるとか。
トリニティ謝肉祭では、正義実現委員会が演劇の題材にしていた。
元ネタは童話「眠れる森の美女」だと思われる。

マルクト Edit Edit

デカグラマトン10番目の預言者
デカグラマトン曰く「全ての預言者を導く最後の預言者」であり、極めて重要な役割を持つ存在らしい。
マルクトなのかは不明だが、作中で公開された預言者達の集合スチルイラストの中央に、彼らを率いる人型のようなシルエットの何者かが描かれている。

特殊作戦デカグラマトン編 第16話ネタバレ注意

マンドレイク Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタは魔術・錬金術などに用いられる薬草の一種。別名マンドラゴラ。
伝説においては根っこが人のような形をしており、引き抜くと絶叫をあげると言われている。ゲーム内のアイコンイラストでもゆるキャラのようなものが確認できる。
オーパーツというより伝説・創作上の植物であり、実際はオーパーツとして扱われるようなものではない。

ミステリーストーン Edit Edit

オーパーツの一つ。
元ネタは1872年にアメリカのニューハンプシャー州ウィニペソーキー湖畔で発見された卵型の黒い石。
人の顔や様々な模様が彫り込まれている。
用途や制作年代などは分かっていない。

ミメシス Edit Edit

「模倣」「再現」の意。mimesis。芸術分野において模倣的再現を指す。
作中では総力戦ボスのシロ&クロが、閉鎖された遊園地に残されたかつての人々の幸せと歓喜の複製として生まれ、ゲマトリアの「マエストロ」によってミメシスと名付けられた。
その他、作中に登場するユスティナ聖徒会なども該当する。
過去の存在を再演するかのごとく一定の条件の下に動くロボットのような存在で、通常の火器は効果が薄く、ゲームにおいても特殊装甲と言う形で再現されている。
一方で条件から外れる対象には敵対行為を行わない、敵対条件に引っかかれば使役者にも牙を剝くなどの戦力として利用するには柔軟性に欠ける面がある。

未来観測機関「(しん) Edit Edit

観測可能な全ての予兆と変化を計算可能なものとして電算化して演算すれば、高確率で未来を予測できるのではないかという思想の元にヒマリによって設計された装置。ちなみに機能としては占いをするのみ。
セミナーによる第28回ミレニアム予算審議会の後に設計図が発見され、正式な提出物ではないため予算を付けられなかったとのことだがユウカが独自に私費によって作成した。*78

ミラクル5000 Edit Edit

トリニティの外れにあるソルート川沿いで売っている限定ケーキ。
ウイが経典を修復する際に「作業には糖分が必要」と買ってこさせようとしたが、あまりの人気からヘルメット団によって高額転売される事態になっていた。*79
「ミラクル5000を愛する会」という団体まである。
元ネタはマタイによる福音書に出てくるイエスキリストが5個のパンと2匹の魚をつかって5000人を満腹にさせた奇跡から。

ミランダ警告 Edit Edit

キリノがボイスで言及している告知。
アメリカ合衆国警察機関が、逮捕した被疑者を取り調べる前に、被疑者に対して行う以下の4つの告知を指す。
1.あなたには黙秘権がある
2.あなたの供述は法廷であなたに不利な証拠として採用される可能性がある
3.あなたには弁護士の立会を求める権利がある
4.あなたに経済的余裕がなければ公選弁護人を付けてもらう権利がある
またこの告知がなされていない場合、被疑者の供述は公判で証拠として用いることができない。

大抵は被疑者を逮捕するタイミングでこの告知が行われる。
似たような告知を行うルールは世界各国で見られるが、内容には差異がある。
日本の場合は「検察官や検察事務官などが取り調べを行う場合」に「黙秘権がある事を告知する」義務があると刑事訴訟法に定められているが、
警察官や刑事が取り調べを行う場合に関しては規定は何もない(何も告知する義務が無い)。

ミレニアムクエスト Edit Edit

2023年エイプリルフール企画の一つで、ブラウザ上でプレイできたロールプレイングゲーム。正式名称は「MILLENNIUM QUEST」。
設定としてはゲーム開発部が大昔に作ったゲームらしく、カセットはファミコンのものに似ていて内容は初代ドラゴンクエストをパロディしたものとなっている。
普通にプレイするとすぐクリアできてしまうゲームだが、水辺で行うことができる釣りでは細かい小ネタが仕込まれていたり、特定条件を満たすと裏ボスと戦えるという芸の細かい作品となっている。
現在はプレイ不可。

ミレニアムサイエンススクール Edit Edit

科学技術に力を入れており、エンジニアやプログラマーの生徒が多い学校。サイエンスは「科学」という意味。
スポーツ学や特異現象捜査部、ゲーム開発部、ハッカー集団、秘密組織「C&C」と呼ばれるメイド達などバラエティー豊かな面々が存在する。
校内を回るモノレールや自前の発電所やデータセンター、最新の工作機械を備えた実習センターなど先端科学のインフラが充実している。
エンジニアが多い関係上、売店のラインナップはコーヒーや栄養ドリンク剤などが売れ筋。
高度に発展した学園都市のイメージがある一方、郊外には民家すらない未開拓の山岳地帯があり、生徒たちにはキャンプ場として利用されている。

キヴォトス3大勢力の一角だが、ゲヘナほど物騒ではなく、トリニティほど厳格でもない。
風紀委員会や正義実現委員会のように表立って最強と呼ばれる組織もない(秘密組織なため目立ってはいないが、実力はC&Cも引けを取らない)。
極めて平和でレールガンで天井が吹き飛んだりもするが、自身の趣味を好きなだけ追い求められる環境であり、生徒たちにも裏表のない性格の者が多く先生にも協力的。

校名はミレニアム懸賞問題が元ネタ。詳細は千年難題参照。

世界観紹介 (Twitter)

ミレニアム製爆弾60号 Edit Edit

文字どおりミレニアムで作られたナパーム弾。全長23cm、体重44kg、年齢は秘密(自己申告)。
破棄される予定だったが紆余曲折の末に海の家で販売され、最後には花火となって夜空に散った。*80

ミレニアムプライス Edit Edit

ミレニアム中の部活が各々の成果物を競い合う、ミレニアムで最大級の品評コンテスト。
メインストーリーVol.2の1章では、ゲーム開発部が廃部を回避するために参加した。

ミレニアム予算審議会 Edit Edit

ミレニアムで四半期ごとに開催される審議会。
各部活の代表がセミナー会計であるユウカの前でプレゼンを行い、有用性や実用性が保障できる企画であれば予算を増やしてもらえる模様。*81

無為ヶ浜(むいがはま) Edit Edit

キヴォトスの海水浴場。*82
観光客の間ではお化け?の目撃情報も……。
元ネタは心霊スポットとして有名な「由比ヶ浜」だと思われる。

無貌の形代(むぼう かたしろ) Edit Edit

メインストーリーVol.5 1章ネタバレ注意

メイド部 Edit Edit

C&C」の項を参照。

メイドラマティック*83 Edit Edit

キヴォトスに新しくオープンしたメイドカフェ。
カリンが友人の紹介で一時バイトしていた他、先生の紹介でユズもバイトとして働いている。
ちなみに店での名義はカリンが「キャサリン」、ユズは「クイーン」。

麺屋スズちゃん Edit Edit

キヴォトスにある屋台店。
ラーメンの他にも焼き鳥、おでんが食べられる。
カンナの行きつけの店でもある。*84

もちもちヘルメット団 Edit Edit

ヘルメット団の分派の一つ。
団子にはきな粉と醤油以外認めないという主張の元、破壊活動を行っている。*85

モモグループ Edit Edit

モモトークやモモフレンズ、スランピアとなる以前のユートピアの開発・運営など、キヴォトスにおいてエンターテイメント方面で事業展開を行なっている一大企業。
街中にはモモグループ関連の広告が多数見受けられ、カイザーグループに勝るとも劣らない影響力をもっていることが窺える。

モモトーク Edit Edit

キヴォトスの生徒達の間で広く利用されている連絡コミュニケーションアプリ。主人公である先生も生徒と個人的なやりとりをする際に使用している。
UIや使い勝手はほぼLINEに近い。
ゲーム内では、生徒たちの絆ランクを上げることでモモトークでのやり取りが発生し、そこから絆ストーリーを読むことができる。

元ネタは韓国のカカオトーク。

モモフレンズ Edit Edit

キヴォトスで人気の、独特のキャラクター達が登場するアニメ及び作品群。ヒフミを筆頭にファンの生徒も多い。
キャラグッズがカフェの贈り物やT3装備になっている。
人気過ぎて限定グッズがブラックマーケットに流れたりもするらしい。
称号にもモモフレンズのキャラクターの名前と姿をしたものがあり、特定のミッションを達成することで入手できる。

元ネタは韓国のゆるキャラ、カカオフレンズ。
余談だが補習授業部でヒフミがモモフレンズのぬいぐるみを持ち出した際、アズサは好意的だったがコハルはドン引きしていた。

現在登場しているキャラクター

モモネイル Edit Edit

シャーレ外郭の商店街に新しくオープンしたネイルサロン。*86

百夜堂(ももよどう) Edit Edit

百鬼夜行にある伝統的な喫茶店。「ひゃくやどう」ではない。
看板娘兼オーナーを河和シズコが務め、定番スイーツにサクラ大福などがある。
ちなみにシズコはドジっ子営業をしており、そのサービスが人気を博している様子。

百夜ノ春ノ桜花祭(ももよのはるのおうかさい) Edit Edit

通称「桜花祭」。百鬼夜行連合学院で開催される春のお祭り。
祭りの最終日の夜には伝統的に花火が打ち上げられる。*87

モルス Edit Edit

リンゴンベリーやクランベリーを発酵させた上澄み液にシロップと水を加えたフルーツ飲料水。
製造工程に発酵があるため、アルコールが含まれるものもある。
旧ソ連時代に専用自動販売機を通して普及したため、ロシアでは一般的。
シグレが好んで製造、喫飲しているが、台詞の節々からアルコールが含まれていることを匂わせている。
市場では料理酒を入手することも難しいキヴォトスにおいて、酒を求めるならば自家製の密造酒が近道。

や行 Edit Edit

夜戸浦(やとうら) Edit Edit

イベント「夏の特殊作戦!RABBIT小隊と消えたエビの謎」の舞台。
灰色の雲が漂い、魚が腐ったような悪臭が充満し、「深きもの」というクトゥルフ神話を思わせる怪奇伝承が根付いている漁村。
海辺の観光客に偽装して消えたエビの調査に向かったRABBIT小隊だが、有名な観光地という訳でもないためにメンバーたちの水着姿は完全に場違いになってしまった。
村で獲れた海産物をD.U.に運んでいる物流会社の「レッド・フック・エキスプレス」の工場の建設前は自然豊かな隠れた名所だったが、工場の建設後は村の雰囲気が変わり客足も遠のいてしまったらしい。
元ネタは日本人の作家が書いたクトゥルフ神話の1つ、夜刀浦領異聞(やとうらりょういぶん)。元ネタでの所在は千葉県。
また本イベントのキービジュアルは京都府与謝郡伊根町がモチーフとなっている。

イベント「夏の特殊作戦!RABBIT小隊と消えたエビの謎」のネタバレ含む

ユスティナ聖徒会 Edit Edit

シスターフッドの前身にあたる分派。戒律の守護者。

Vol.3 エデン条約編のネタバレ含む

イベント「隠されし遺産を求めて~トリニティの課外活動~」のネタバレ含む

妖怪MAX Edit Edit

ミレニアムで大人気のエナジードリンク。缶の見た目はモンスターエナジーとマックスコーヒーを融合させたようなデザイン。
愛飲しているハレからのバレンタインチョコとして「チョコ味」がもらえる。

傭兵 Edit Edit

本作における敵キャラの一種でやられ役だが、そこらのチンピラよりかは強いという設定。
キヴォトスでは女子高生が気軽に行えるアルバイトの一つである。
契約の時間が過ぎたら即帰宅。サービス残業の文字は彼女らの辞書には存在しない。
ロボット、オートマタなど機械の傭兵も存在する。

ら行 Edit Edit

雷帝 Edit Edit

かつてゲヘナに所属していた、天才的とも言える政治手腕を持っていた生徒の通称。
それ故敵も多かったようで、最終的には部下に反乱を起こされて学園を追いやられたとのこと。

以前のアビドス生徒会にも一枚噛んでいたようで、彼らに口添えをして列車砲「シェマタ」の計画を始動させる。
しかし計画が中止されて以降、アビドスには手を出さなかった模様。

スオウ曰く、シェマタ以外にもキヴォトスには「雷帝」の遺産が残されているらしい。
普段は険悪なヒナマコトも雷帝の遺産の処理に関しては矛を収めて協力し合う、と言う当たりから相当な危険人物だったことがうかがえる。

リロード Edit Edit

弾を補充する動作のこと。生徒ごとに設定された弾数を消費すると補充を始める。
その間は攻撃を行えないため時間のロスとなるが、EXスキルを重ねるとリロードの時間を無効化することが可能。
ただし、一部のスキルはリロードが発動条件になってるため、EXでリロードを潰すとスキルがキャンセルされてしまうので注意。
一部の生徒はリロードのモーションが2種類ある(ミカやミチル、ミネなど)。

ちなみに現代の歩兵はおよそ5~6本のマガジンを携行している。
ゲームにおいては頻繁に交換したり投げ捨てたりするマガジンをどこから補充しているかは謎なのだが、アニメではドローンで運搬・供給する描写がされた。

ルナ Edit Edit

イベント「学漫同人物語〜2人が求める最終回〜」に登場した名作漫画。

「ルナ」という同じ名前を持つ2人の同居生活を描いた漫画で、モミジ曰く「レジェンド級の名作」「愛と人生とパンクとバンドと映画と……あらゆるジャンルの粋を集めたと言っても過言ではない作品」。
一方でメルからは「一発ネタばかり連発してる」「キャラが終始、物語都合で動かされてる」「本当に最終回までに伏線全て回収出来るの?」等の批判がなされている(これらの批判はメルに限らず連載当時にも一部の読者からなされていた模様)。
また、最終巻となる22巻は流通量が非常に少ないことから「幻の22巻」と呼ばれているのだが……

元ネタは矢沢あいの漫画『NANA』。

イベント「学漫同人物語〜2人が求める最終回〜」ネタバレを含む